贈答品とお菓子

 贈物は、日本文化において中心的な役割を果たしています。
 人と人が新しい繋がりを求めるとき贈り物が用いられ、その繋がりを維持するためにも贈り物が用いられます。

 日々のお付合いの中で感謝の印として、季節の挨拶として贈物が交わされます。

 親しい間でも、お宅を訪問するときには何がしかの贈物が持参されます。
 家庭での日常的な贈物には何が用いられることが多いでしょうか。
 もちろん言わずとしれたお菓子です。

 その様相をちょっと家計調査(平成18年)から覗いてみましょう

家庭での贈答品は何が一番多く使われている?

 家庭で使われている贈答品の3分の1強はお菓子です。
 何と言っても贈物の王者ですね。

 次いで果物、魚介類と続きます。魚介類の中身は鮭や数の子、海苔等が連想されます。
 酒類は思ったより(左党である私が勝手に思っているだけかもしれませんが)少ないのは以外です。
 野菜・海藻類も結構あります。キノコ類や竹の子、わかめやこんぶなどでしょうか。

地域別に見たとき消費額に差はあるか?

 県庁所在の市でみると、
○1世帯当たり年間の菓子の消費額の多いのは
 金沢市、盛岡市、秋田市、長野市、岡山市、奈良市次いで宇都宮市、岐阜市となります。

○1世帯当たり年間の菓子の消費額の少ないところは、
 もともと菓子の消費の少ない沖縄県の那覇市をはじめ、佐賀市、和歌山市、宮崎市、高知市、千葉市、鳥取市、北九州市、長崎市次いで大阪市となります。
 意外にも大都会の大阪市が少ない金額になっています。

1世帯当たり年間消費額    (円)
消費額が多い市 消費額が少ない市
金沢市 56,592 佐賀市 30,588
盛岡市 53,976 那覇市 32,520
秋田市 53,532 和歌山市 37,776
長野市 53,364 宮崎市 37,848
岡山市 53,088 高知市 38,424
奈良市 52,644 千葉市 39,156
宇都宮市 51,996 鳥取市 39,420
岐阜市 51,984 北九州市 39,948
大津市 51,936 長崎市 40,596
水戸市 51,840 大阪市 41,448