各青年部の紹介
(菓子工業新聞から)
福岡菓業青年会(平成11年)
英語接客セミナーや女性集客のための講演会等を実施、数々の先駆的な活動は全国の青年部の模範となっている。
最近の活動としては5月に福岡市マリンメッセで開催された第9回西日本食品総合機械展に参加した。先ず「話題の食材、地域の食材を使った菓子展」には、全国から集めたお菓子を展示した。これには全菓連青年部の皆様にも声を掛けたところ、河島部長をはじめとする各ブロック長の方々が快く協力してくれた。会場では、製菓関連以外にも医療や外食関係者から問合せが来て、大成功であったという。
また、文化講演会では「人を動かすことばの話」としてフリーアナウンサーの林スマ氏を講師に迎え、開催された。当日は定員一五〇人のところ一九〇人集まり、盛況だった。
来年10周年を迎える同展を、より盛大にするため現在、準備中であるという。
(会長・野村嘉孝氏、会員数18人)
福井県菓子工業組合青年部会(平成11年)
同会は福井市の花「あじさい」にちなんで、講習会で習った菓子をケーブルテレビや新聞を通して発表、毎年5〜6月には店頭に並ぶようになった。また、福井菓子まつりにも積極的に参加し、福井県武生市特産の食用菊を使った饅頭を出品したところ、好評だったという。
また、年に1度、青年部のための技術講習会も開催、水沼英夫氏(美しまや)を講師に迎え、2月に行われた。当日は、参加者が実際に製品を作りながら指導を受けたり、自店の製品を持ち寄り、同氏に助言を受ける時間を設けるなど有意義な講習会であったという。
全菓連には各県に伝わる菓子の風習をまとめて欲しいと要望している。
(会長・岡嵜幸誠氏、会員数23人)
千葉県菓子工業組合青年部(平成11年)
千葉県菓子工業組合青年部では11月26〜27日、伊豆で繁栄店視察を行った。
先ず、初日は伊東に本社のある石舟庵を訪問、同社高木社長の好意により伊東本店、熱海店、川奈店の3店を見学した。同社は和菓子が中心であったが、最近は洋菓子のギフトにも手掛けており、また、店では特に朝生菓子が飛ぶように売れ、参加者は驚いていた。高木社長は商品、店鋪作りに至るまで一つ一つ丁寧に取り組まれており、自分が納得しないものは出さないというこだわりようであった。
2日目は沼津の土井製菓の工場および店鋪を訪問した。同社は卸菓子(特に観光土産品)を中心に伸びてきたが、最近、専門の直売店である「雅心苑」を開店。工場でも製造部門おもいきって卸菓子とは全く別に分けた。この結果、卸菓子は効率良く作られ、専門店は別ブランドとして展開して、手作りでしっかりと手間をかけ、成功している。
同青年部はこの他にも経営講習会や技術講習会を開催しているが、部員が喜ぶことは何と言っても繁栄店の視察であるという。同青年部の池田部長は「店や商品を見たり、社長の話しを聞いたりして実際に肌で感じることは、かなりの刺激を受けるし、やる気も出てきます。また、部員の楽しみにもなっています」と語っている。
(部長池田和正氏、会員数54名)
栃木県菓子工業組合青年部(平成11年)
正式な名称は「栃木県菓子作り研究会」でこれまで松本松五郎氏や皆川一氏といった著名な方を講師に迎え、講習会などを主に行っている。和菓子屋で売れる洋菓子の研究や、ユニークなところではパソコンとカラープリンターで作る販促資材の学習などを行っている。市販のソフトを使ってポップやポスターが簡単に作れるため大変好評だったという。
全菓連青年部ではメーリングリストを利用して全国の仲間と技術や情報の交換できることを期待している。また、材料メーカーにも参加していただき新素材の紹介などを行ってもらいたいと要望している。
(会長・斎藤友紀雄氏、会員数27人)
青森県菓子工業組合青年部(平成11年)
同青年部は毎年、菓子祭りをデパートなどで実施、会場では実演販売のほか、弘前城の菊祭りの時に作ったお菓子や工芸菓子を展示し、好評であった。養護施設や老人ホームの訪問も行っており、その場でお菓子を作って食べてもらった。後日、青年部のもとには感謝の意を綴った手紙が来たという。また、本年は同県組合が開催した製菓技術講習会の助手に青年部が抜擢され、期待に応えた。
今後は「青年の皆さんがいきなり組合に加入しても、話しが合わないことがあるので、青年部がその前段階として繋ぎ役を担う必要がある。また、八戸や下北など青年部がまだ無い支部があるため、早く立ち上げたい」と述べている。
(部長・坂浩二氏、会員数43人)
香川県菓子工業組合青年部(平成11年)
これまでの主な活動では県組合が中央会の助成を受け行った、地場産業活性化の事業を青年部が担当し、「さぬき遊山」というお菓子を開発した。これはカルカンを半円形に蒸かし、中に抹茶、オリーブ、和三盆と同県の特産品を入れたもの。手作りの良さを出した製品で、現在、さぬき遊山部員が製造販売している。
また、今年の夏は小学校の家庭科クラブでお菓子教室を開き、プリンとフルーツゼリーを指導した。大変好評で店にも小学生が来て、おはぎを教えたという。
県組合には、別なところで修行していた後継者が自店に戻ってきた場合は青年部に勧誘するので教えて欲しい、と要望している。
(部長・鈴木康成氏、会員数15人)
富山県菓子工業組合青年部(平成12年)
同青年部は本年、同県で開催されている「二〇〇〇年とやま国体 きらりんぴっく富山」にあわせ、このほど共通販売促進シールを作成した。写真は原寸大で、このシールを同青年部が推奨する製品に貼付し、自店の銘菓をアピールする。年に数回、同県で行われるので1年を通して使用できるようになっている。
また、お菓子にもよく似合う、可愛いマスコットの名称は左が時丸(ときまる)で、右が風丸(かぜまる)だという。
(部長・鈴木孝氏、会員数35人)
愛媛県菓子工業組合青年部(平成12年)
同青年部では毎年、施設の慰問を行っており、昨年は老人ホームを訪ねた。七百名の参加者の中で桜餅やおはぎなどを製造実演し、配ったところ大変喜ばれたという。お菓子を作っている最中も一緒にカラオケを歌い、交流を深めた。
他にも一昨年の菓子まつりでは組合の標語作成を青年部が担当、「お菓子とふれ合う豊かな人生」と決定し、消費者にPRした。
今後の希望としては昔は青年部に店主以外の職人さんが参加し、独立に向けて頑張っていたので、今回の全菓連青年部発足を期に復活させたいという。
また、本年は嬉しいことに総会後、南予支部が復活する予定で10名程度の参加が見込まれている。
(部長・黒光敏夫氏、会員数40人)
兵庫県菓子工業組合青年部(平成12年)
同青年部は昨年5月立ち上げられたばかりだが、部員に対しアンケートを実施、その要望に応え、先ずパソコン講習会を行った。つい最近では6月6日の総会前に神戸産業振興センター研修会で開催し、当日は青年部員17名が集った。また、青年部役員が自ら講師となり工芸菓子を部員に教えるなど、早くも活発な活動がなされている。
今後については「兵庫県は日本海側から瀬戸内海側まで範囲が広く、集るだけでも交通費や時間が、多くかかります。現在大半の部員が瀬戸内海側ですが、少人数の会員も大切にして行きたいと思います。そのためには横のつながりを大事にし、出席率を重視した活動をしたい」と語る。
(部長・野掘徹氏、会員数55人)
名古屋生菓子工業協同組合青年会(平成12年)
同青年部は研修旅行を行う文化部、ボーリングやゴルフを企画する厚生部、パソコンや菓子の年中行事を調査する研究部、チャリティーを行う事業部と4つの部に分かれ運営されている。
特にチャリティーは児童福祉施設に全員で集まって製造した菓子を配付、その中で施設も訪問し、子供たちと一緒に菓子作りを行う。同事業は10年間行われており中部善意銀行より2度表賞を戴いている。本年はラジオ、新聞も取材に訪れ、消費者にPRできたという。
また、今後は同県において実質的に同青年会が代表しているので、早期に、各市の状況を掴んで、正式な愛知県全体の青年部を立ち上げたい、と語られた。
(部長・須賀義之氏、会員数41人)
大牟田菓青クラブ(平成12年)
同青年部は一、九六九年設立され、昨年、創立30周年記念式典を開催するなどその歴史も古い。ちなみに30周年記念事業は福祉施設の慰問を行った。
主な事業としては毎回ふるさと物産展へ、参加している。これまで諏訪神社でぜんざいを販売するなど好評で、今秋にも大牟田市のイベント物産展に出場予定。他にも花見会や経営講習会、大牟田神社での厄払いなど二ヶ月に1回ぐらいの割合で行事があり、大変充実している。
また、毎年、OBと関連業者を招いてのボーリング大会も開催しており、総勢50名以上が参加する。
部長の北原氏は「12名の少人数ですが、頑張って行きたいと思います」と語っている。
(部長・北原洋二氏、会員数12人)
北九州菓業青年会 (平成12年)
同青年部では製菓機械・材料・新製品の講習会に力を入れており、つい最近ではレオン自動機の協力を得て饅頭を学んだ。会員家族のためにはソフトボール、ゴルフ、ボーリングを開催している。
また、会員が店鋪を開店する際に、製品保管のための倉庫や冷蔵庫を紹介したり、手伝いに行きお互い助け合っている。この他、包装資材の協同購入や各地名産品の試食会などその活動は充実している。
今後は、パソコン、ラッピングの勉強会やホームページ作成などにも挑戦したい、と語っている。
また、菓子製造者、原料メーカー、包装メーカーなどが共存共栄の精神で業界を支える必要がある、と提言している。
(部長・藤田篤氏、会員数$25人)
鹿児島県菓業青年会連合会(平成12年)
同青年部は先ず、講習会が大変、充実している。和菓子をはじめ洋菓子のピエスモンテ、パンなどをバランスよく講習し、その他、衛生関係、PL保険、資格試験も学んでいる。家族のためにはボーリングとゴルフのファミリー例会を開催している。
また、同県には4つの支部があるが、独自で会計を行い、菓子祭りに参加するなど支部単位でも活躍している。特に、毎年、4支部全てが養護施設を訪問し、会場で子供達と一緒にクリスマスケーキを作るなど、きめ細かく動いている。
今後は青年部単位での異業種交流会も考えているという。
部長の湯之上氏は「鹿児島に来る時は、会員の店を案内するので、連絡して下さい」と語っている。
(部長・湯之上政美氏、会員数62人)
熊本菓業青年会(平成12年)
同青年部の行事としては工芸菓子の松などを学び、また、林原商事を招いて原材料を勉強したり、生命、損害保険の講習会も実施している。11月初旬にも、中小企業の団体が参加した「フロンティアウエーブ」に出店し、ぜんざいを販売した。家族のためにはバーベキューや屋形船ツアーなどを行っている。
明年からは青年部員が順番で講師となって自分の得意なお菓子を教える講習会を月1回ペースで実施する予定。また、熊本県では部員数が少なく、支部単位の活動がまだ無いため、洋菓子、パンの方にも入会を呼び掛けていきたいと言う。
今は、菓子博の準備に忙しく「毎週、会議があり分刻みで動いています。何せ、頑張るしかないと思います。」と語られている。
(部長・廣田寛治氏、会員数14人)
群馬県菓子青年連合会(平成12年)
同青年部では十五夜に月見団子を食べてもらおうと、のぼり旗を500枚作成し、店頭に飾ってアピールした。また、機関紙「菓饌」も随時、発行しており、行事や会員紹介などを掲載している。
また、研修旅行も充実しており、帝釈天の草だんごや隅田川の長命寺桜餅、言問団子を見学したり、横浜・森永製菓工場ではチョコボールの金の当たりは1200個に1個という話しも聞いた。この他、青梅紅梅園や高山天体観測所などを見学している。講演会も開催しており「砂糖は体に悪くない!」や阪神大震災から復興した「ピンチはチャンスだ!」などをテーマに好評である。
今後は「インターネット・Iモードでの販売と高齢化社会に対するサービスの実現を目指す。若い人にはいきいきとした人作り、店作り、菓子作りを指導したい」と語っている。
(部長・石川久行氏、会員数71人)
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