全国菓子工業組合連合会 青年部
 

各地の青年部の活動
(平成12年度菓子工業新聞から)



 滋賀県:パソコン研修会実施(平成12年4月号)

 滋賀県菓子工業組合青年部(部長市川芳久氏)では2月15〜16日、近江八幡市・ポリテクカレッジ滋賀において平成11年度パソコン研修会を開催した。当日は大雪に見舞われ残念ながら参加できなかった方もいたが、それでも14名が駆け付け、受講された。
 同青年部では毎年、パソコン研修を行っており、昨年の「インターネットの見方」に引き続き、本年は「ホームページの作り方」を講議した。また、パソコンを触ったことのない方にも初歩から丁寧に教えて頂き大変好評で、来年も開催を予定している。講議終了後、3人の方が実際に自店のホームページ開設を準備中だという。


 中部ブロック:第3回ブロック会を開く、青年部全国大会など協議(4月号)

 全菓連青年部中部ブロック会(ブロック長高倉明氏)では3月20日、三重県桑名商工会議所会議室で第3回ブロック会を開催した。当日の主な議事内容は次の通り。
 ▼全菓連青年部全国大会ついて
 開催にあたり中部ブロックでも意見を出すため、基になる案を収集した。その結果、○講演会は地方では招けないような著名人を迎えて欲しい、○現場に出ている人の声も聞きたい、○一般の人にも来てもらい、インターネットで地方のお菓子を紹介する、○繁盛店の見学に行く、○原材料業者に商品を紹介してもらう、○各県の菓子の展示するなどの意見が出された。また、○和菓子が主体でなく全体にメリットがあるようにすると良い、○90%が家族業態のお菓子屋に大企業の考えを持ち込むのはどうだろうか、という意見もあった。
 ▼中部ブロック大会について
 ○先ず、講習会を行い、多くの人を集めることから始めてみてはどうか、○地元新聞などにアピールすることも大切、○講習会だけであればすぐできるが、ブロック大会と同時開催となれば時間が必要であるため2年をめどに開催したい。
 ▼全菓連に対しての要望
 ○メーリングリストの活発化されたい、○青年部のお菓子屋さんをインターネットで紹介して欲しい。
 ▼この他、九州ブロック大会への参加や役員のいない県からの副部長選出などが決定した。
 また、会場には三重県菓工組藤波理事長も訪れ「お菓子の世界は和洋一体化の時代が到来している。青年部ではもっと洋菓子にも力を入れて欲しい。また、他県への意見交換や工場見学を積極的に行えば良いと思う」と述べた。


  岩手県:ホームページ「いわてのおかし」開設(5月号)

 岩手県菓子工業組合(理事長阿部潤一氏)ではこのほど青年部が中心となりインターネット、ホームページ「いわてのおかし」を開設した。
 同ホームページは岩手菓子博の時に、遠距離から手伝いに来る青年部員の宿泊のため積み立てを実施し、終了後に余ったお金を利用したもの。その後、中央会からも助成があり、青年部員は初年度無料で作成することができた。
 内要は先ず「岩手の菓子職」として青年部員47名の連絡先を掲載、そのうち27店がショッピングコーナーに参加した。これは同ホームページからEメールを利用して直接注文ができるという販売形態で、写真をふんだんに使い、各店の自慢の菓子を詳細に紹介している。また、店鋪の写真を載せて、その店の特色や歴史も説明してあり、見ていても楽しい。その他、消費者のためにはプレゼントコーナーも用意している。
 また「いわてのお菓子」については次のように説明されている。
 岩手には、厳しい風土の中、生活の知恵から生まれた素晴らしいお菓子が伝えられている。古代、中世から伝わる炒り米・干した米、炒り豆、麦、木の実などの兵糧もの、携行食を材料に加工し、味噌や蜜、塩味などで調味改良されたものが菓子化を促し、地方独自の菓子をつくり上げていった。岩手の名物菓子といえば先ず「南部せんべい」が挙げられ、ゴマ、クルミ、ピーナッツ、シソ、チョコレートなど最近は種類もたくさんある。また、岩手県各地にはお茶餅、かま焼、豆餅、醤油団子、柏餅、キリセンショウなど、いわゆる「弁才物」といわれる餅菓子も多様に伝わっている。


 石川県:古代米を使ったお菓子、特産品開発グループで(6月号)

 菓子工業新聞新年号の青年部新春対談の中で、石川菓業青年会の中条一之氏より、古代米を使ったお菓子の話しがあり、その後、読者より問い合わせがあったため紹介することとした。
 同県鹿島町では特産品開発グループ「一(はじめ)の会」が製造する古代米と呼ばれるもち米やうるち米を生かした特産品作りに取組んでいる。同会は酒屋や寿司屋で構成され、農家の方が作る古代米で、赤米酒や巻寿司などを作った。会の名前は「初めての挑戦」ということで名付けた。
 お菓子では中条氏が開発。(写真)赤米と黒米の二種類あり、米の粉末と小麦粉などを合わせて蒸したスポンジの間に餡を挟んだ。結婚式の引き出物や会合のお茶菓子に好評で「口当たりが良くて食べ易い」「洋菓子のような和菓子」「甘さがしつこくない」など評判もよい。現在、一日二百個のペースで製造しているという。
 同会では「開発した商品を積極的に売り込み、町のブランドに育てたい」と意欲を燃やしている。 


 神奈川県:待望の青年部が発足、設立総会を盛大に開催(6月号)

 神奈川県菓子工業組合(理事長久保寺成夫氏)では、このほど待望の青年部が発足、5月9日横浜市技能文化会館において設立総会を開催した。
 同青年部は55名で出発、当日は組合役員も駆け付け、盛大に行われた。
  初代部長には二見浩元氏(光栄堂)が就任、同氏は「県青年部は講習会の開催のように全員で動ける単位としては一番大きいと思う。横のつながりを広め情報交換をして地元の青年部を充実させて行きたい」と抱負を語った。
 また、久保寺理事長は「これから難しい時代だが、知恵を絞って乗り切るため、研究する場にして欲しい」と挨拶した。
 全菓連よりは増田専務理事が出席し「皆さんがエネルギーの源となって菓子業界を引っ張っていって欲しい」と激励した。


  山梨県:「絹パウダー」のお菓子、「富士山の四季」をテーマ(6月号)

 山梨県菓子工業組合(理事長鈴木和雄氏)では、地場産業センターより新商品開発の依頼を受け、青年部有志により製作を進めてきたが、このほど「絹パウダー」を使用した製品を完成させ、話題を呼んでいる。
 先ず「富士山の四季」をテーマに富士北麓地方の素材で新商品を作ろうということになった。歴史、挿話、特産物を調査したが、寒冷地であるため特産物が無く、歴史、挿話も少なかった。ただ、この地域は古くから「甲斐絹」に代表される繊維産業が盛んであるため、繊維に関するもので新製品を作ろう、と修正された。そこで新素材「絹パウダー」を利用した商品作りが進められた。現在、衰退しつつある繊維業界のイメージアップにつながり、富士北麓地域を表現するにも最適であると確認しあった。
 そして、次の7製品が完成した。
◎バターの分量を増やし、絹パウダーを入れ、まろやかに仕上げた長崎カステラ風の洋菓子「機織り娘」
◎カスタード入りのパウンドケーキ「富士山から見たお月さま」
◎桜、蓬、粟、絹パウダー入りの牛皮餅を入れ、富士登山の時に利用される金剛杖の形をした鈴付き最中「ろっこん最中」
◎絹パウダー入りの小豆羊羹「絹ようかん」
◎富士山の水と地元の造り酒屋の製品を利用したゼリー「地酒ゼリー甲斐の開運」
◎絹パウダー入りのどら焼き「八朔太鼓」
◎絹パウダー、サツマイモ入りの和風カップケーキ「ずいずいずっころばし」
 それぞれカラーが違った商品になったが、ポスターやチラシを作り各店同時に販売を行った。また、同事業はNHKなどで放送され、地域の方から多くの声援を頂いているという。
 参加した青年部の方は「この事業を通して同世代の後継者と交流を持つことができ、今後も継続しあうことが確認できた」とその成果を語っている。


 九州ブロック:菓業青年会九州ブロック大会開く、銘菓の交換会も実施(7月      号)

 第46回菓業青年会九州ブロック鹿児島大会並びに第2回全菓連青年部九州ブロック大会は6月10〜11日、鹿児島市・鹿児島サンロイヤルホテルで開催され全九州から次代を担う大勢の青年が参加した。また、全菓連からは入院中の古谷理事長に代わり本村副理事長と増田専務、全菓連青年部中部ブロックからは高倉ブロック長をはじめ4名が駆け付けた。
 会議では、50周年記念事業や次期開催地(佐賀県に決定)についてが検討された。また、全菓連青年部について河島部長より宮崎と佐賀の青年会の方々へ「46年間、九州はひとつということでやってきたので是非、全菓連青年部にも加入を検討して欲しい」と要望した。また、会員名簿の紹介や本年10月の全国大会の概要を説明し、参加を呼び掛けた。
 同大会で恒例となっている研修会では今村日出男氏(税理士)を講師に迎え「現代の不況を乗り切るには」をテーマに講演した。
 続いて、九州の銘菓の交換会並びに意見交換会が開催されたが、参加者が自店自慢の銘菓を持参し展示、好きなお菓子を一人一人が袋に詰め持ち帰った。
 なお、当日の模様の取材をマスコミに呼び掛けたところテレビ4社、ラジオ2社、新聞1社が訪れ、並べたお菓子などを報道した。
 この後、懇親パーティーが開催されたが会場内では大会旗伝達も行われ、多いに賑わった。


 福岡県:「ゲリラマーケテイング」の講演会を開催(7月号)

 福岡菓業青年会(会長野村嘉孝氏)ではフリーライターの外山準一氏を講師に迎え「ゲリラマーケテイング」をテーマに講演会を行った。
 ゲリラマーケティングとは、小規模な業態でも知恵と工夫で、マーケティングを実施できるという主旨のもの。商売の効率を考えることは、会社の規模や商売の大きさなどはまったく関係ない。このことからもマーケティングはどんな商売でも通用する考え方である。また、特に力を入れたのが「マーケティングは大手企業が行うもの」という先入観を取り除くことである。
 同氏は主に講演で、次のように話された。
○小さな商売でもマーケティングは工夫次第でできる。ゲリラマーケティングは、少ない予算で商品の売上げをのばす方法。大量の広告を使って商品の宣伝をする大手広告代理店のやり方ではなく、アイデアで勝負する奇襲作戦である。
○マーケテイングとは
 マーケット(市場)はつねに動いている。だからing(現在進行形)として市場を捕らえる。
○店名の最新情報
 アルファベットと漢字が流行。カタカナ表記の店名は廃れている。
○タダでできる調査
 客に聞く(お金を出す人が一番シビア)。目的を話して、客から情報を得る。チラシを配ったら、どれが効果があったかを同時に調べる(色分けした紙を使う)。つねにいい方法、安い方法を模索する。うまくいっている時にその理由を考える。失敗より学ぶことが多い。
○ライバルばどこにいるか
 コンビニのお菓子の値段を知っているか。コンビニの影響で、お菓子は単品で買う時代になっている。
○専門性もPRの手段
 あるコーヒーチェーン店ではドッピオ、ソロといった専門用語を使い、効果を上げている。
○ゲリラは拡大より縮小  商売は拡大することより、絞り込むことが重要である。拡大は決して成功しないことを理解することで、新しい販売戦略が生まれる。
○インターネットビジネス
 インターネツトショップは対面販売であり、通販とは違う発想が必要。
○マーケットの新しいキーワード「ライフスタイル」
 ライフスタイル型ショップが台頭している。生活実感の重要性が小規模のビジネスには不可欠で、個人の好みが商売をリードする時代である。例えば、今、流行りの無印商品のように生活雑貨から家具、住宅までを手がける業態がある。


  大阪府生菓子:21世紀に向けての夢ビジョン、笑わず餅開発など

 全菓連青年部では各部が事業を行うために「21世紀に向けての夢ビジョン」をテーマに掲げたが、大阪府生菓子青年クラブ(幹事長前田秀彦氏)には夢ビジョン創造室が創設されている。同創造室はこれまで様々な事業を実施したが、このほど夢ビジョン大発表会を開催し、その事業報告書を提出した。同報告書の中には「個人ではとても実現できそうにない夢でも、同じ志しを持った人々が集って協力すれば、その夢が現実になるかもしれない。検討に値するような、そんな夢ビジョンを取り上げて行こう」と語られている。報告書の要旨は次の通り。
「夢ビジョン創造室は「21世紀を迎えるにあたって、移り変わりの早い世の中において、和菓子業界にはどのような将来性があり、どうあるべきかを考え、研究し、将来の希望溢れるビジョンつまり夢ビジョンとして創造する」以上を活動目的に創設された。同創造室では、毎月1回部会を開き、思い思いに夢を語りあい、ディスカッションしているが、途中経過を報告するため夢ビジョン大発表会を行った。先ず、同クラブでこれまでに実施した事業を紹介、特に「笑わず餅」は、まさに夢ビジョンの先駆け的存在になったと語る。
 ▼
笑わず餅
 6月16日は旧暦のこの日に餅や菓子を食べ、災いを除く「嘉祥の儀」が行われていた。これに因み、和菓子の日が制定されているが、子供の日の柏餅のような、紋日の和菓子は無かった。このため同クラブでは三年前「夏に食べられ、かつ嘉祥の儀に因んで厄除けを願う」をテーマに「笑わず餅」を開発、同時に同クラブで作製したポップや掛紙の販促品を販売した。2年目は各店の前年実績(売り方、作り方)を紹介し、登録商標を申請。登録商標を取得した3年目は16日に因んで、$6種の自然素材をブレンドし、薬膳的な部分を提案した(リキュールを利用)。PR事業では難波神社への「笑わず餅」献菓、大阪府庁へのプレス発表、ブレンドする漢方薬(自然素材)の薬効や主成分の解説、16種の自然素材明記のしおり作成などを行った。

夢ビジョンの発表では次の3点が紹介された。
○菓子屋各店の有力商品が揃う共同店舗の出店
 個々のお菓子を寄せ集めて販売するだけの店舗ではなく、共同店舗の出資者を募り、全体的に思案できる経営者を立て、各店の商品を選定し、共同店舗のブランド名で販売する出店。
 利点=消費者が各店の銘菓をその店舗だけで買うことができる。また、各店の銘菓の箱詰め販売が可能。
 問題点=出店の場所、費用、共同出資者、経営者の選定、個々のお菓子の売場スペース、販売員の教育など。
○ホームページ開設によるインターネット菓子販売
 共同のホームページを開設し、菓子販売する。共同店舗の出店におけるリスクと一般家庭のインターネット普及を思案した販売方法。
 利点=共同店舗と同じメリットが可能。しかも、費用、リスクが削減できる。
 問題点=現時点で菓子店のホームページを見ている消費者が少ない。また、注文販売なのですぐに食べられない。
○老人社会福祉施設の訪問、和菓子の提供
 高齢者の人口増加に伴い、老人福祉施設などの訪問により、和菓子を知って頂き、触れあうことで需要を広げる。
 利点=高齢者を通じてその家族(子、孫)にも和菓子の美しさ、おいしさを伝えることができる。
 問題点=現時点では無い。

和菓子屋の海外進出
 出来るんちがう?ワ〜ルドワイド生菓子青年クラブ
○「なんで?」=もう国内市場には、今以上の伸びは期待しにくいのではないか。今後、販売方法や新商品だけで国内の限られた市場において生き残れるのだろうか。では、今までほとんど手付かずの海外へ、その可能性を模索してみてはどうか。
○「どんなメリットが?」=・日本の伝統文化(和菓子以外にも)を海外に伝えられるのでは。・外国の文化や風土に直接触れることで、新しい菓子が生まれないか。・国内では考えられない大きな仕事が可能ではないか。
○「問題点」=・和菓子業界の大半が小資本であり、個人、会社単位での進出は難しい。・原材料の現地調達が困難であると思われる。・自分の商売を、放っといて長期間海外に行けるのか。・言葉の問題。・商売の仕方の違いや治安の悪い所もあるのでは。
○クラブ員から出た意見☆  ・海外のそこにしかない素材(タロイモなど)と日頃使っている素材の融合により、新しい菓子ができないか。・海外在住の日本人を対象にするのでは意味がない。・衛生管理という点で日本との違いはあるだろう。・豆に砂糖で味付けするのを、欧米人は好まないらしい。・どら焼きのようなものをその土地に合せ、アレンジしたもので呼び掛けて行くのはどうか。・仏教国などには宗教的な行事に併せてアプローチするのはどうか。・全世界に和菓子を広めたいなら、時間がかかっても欧米人にみとめられないと、難しいらしい。




未来の菓子作りの夢
 製造班は未来の菓子作りの夢について話し合いった。当初「将来誰もがうなるおいしい菓子作り」と問い掛けたが「本当においしいお菓子って何なのか」「よい材料を使ったからおいしい菓子ができるのか」「本当にその菓子を作るのにその材料が一番適しているのか」といった「おいしいお菓子を作る」ということより「おいしいお菓子を作るための素材は」という、原点に戻った話し合いがなされた。また「作った本人がうまいと思っても、お客様は必ずおいしいと言うとは限らない」という意見が出た。
 最終的な結論は出なかったが「それぞれの店の個性を出すことがおいしい菓子作りではないか」ということでまとまる。最後に「究極の菓子をつくりたいか」「ある程度おいしいお菓子を安定して作って、行きたいのか」と聞いてみた結果、ちょうど半分に意見が分かれた。


  東北・北海道ブロック:ブロック大会開く(8月号)                           

 第2回全菓連青年部東北・北海道ブロック大会は7月4〜5日、天童市・天童ホテルで開催され、全国から大勢の青年が参加した。全菓連からは増田専務と全菓連青年部河島部長、奥田副部長が駆け付けた。
 当日は主催県である山形県菓子工業組合青年部連合会鈴木会長が「将来にわたって本当の相談相手となる仲間を見つけだす大会にしたい」と挨拶した。
 また、各県の事業報告並びに意見は次の通り。
福島・2月に研修会を実施した。今後は毎年、支部が持ち回りで行い、来年は二本松を予定している。
青森・ビアパーティー、施設へのボランティア活動、11月には弘前の菓子祭りに参加する。またFM局のインタビューも応えたが、思ったことは情報発信すべきである。
秋田・昨年、ボランティアを行い福祉協議会に12万円寄付することができた。全菓連には包装資材を小口で注文できるようにして欲しい。
仙台・複合施設により仙台市への客の流れが非常に多い。お菓子だけの展示会をするのもおもしろいのでは。
山形・これまで福島、北海道、長野へ先進地視察を行った。今年は11月に大阪に行く予定で、ブロック大会の事業として行うので、他県の方にも参加して欲しい。
岩手・菓子講習会を年3回実施。県民には手作り村で菓子教室を開いている。
 また、青木啓一氏(M青木松風庵社長)により「私の第二創業奮闘記」と題した記念講演も開催された。
 他にもブロック会では恒例となった、お菓子の展示、交換会が行われた。


  北海道:待望の青年部が発足、設立総会を開催(8月号)

 北海道菓子工業組合(理事長古谷富雄氏)では、このほど待望の青年部が発足、7月29日北海道菓子会館において設立総会を開催した。同青年部は23名で出発、当日は組合役員も駆け付け、盛大に行われた。
 初代部長には牧田浩司氏(つくし牧田)が就任、同氏は「はじめてで不安もあるが皆様の積極的参加により、いい方向にもって行きたい」と抱負を語った。この他、役員の選出や全菓連青年部全国大会への参加などが決定した。
 また、全菓連青年部より河島部長が出席し「支部があり県、ブロックとつながるため、講習会を行うなどして先ず、支部を固めて欲しい。また、1年に1回は全道大会の実施をしてみてはどうか」と述べた。


  中・四国ブロック:中・四国ブロック大会を開催、岡山、島根県が初参加
    (9月号)

 全菓連青年部中・四国ブロック大会は8月27日、松山市・ホテル道後館で開催された。同大会はこれまで四国ブロック会議として行われていたが、今回、初めて中国地方からも参加があり、本年は先ず、葛原中・四国ブロック長、陶山英史氏(島根県菓子工組青年部会)が駆け付けた。また、山口県菓子工組青年部よりは文書で近況報告がなされた。全菓連からは河島部長が出席した。
 当日は主催県である愛媛県菓子工業組合青年部黒光敏夫部長が挨拶し、続いて全菓連青年部河島部長より青年部全国大会などの説明がなされた。また、葛原中・四国ブロック長は「本日をきっかけに中・四国ブロックをしっかりと持ち上げたい」と述べた。
 各県の事業報告並びに意見は次の通り。
 愛媛・総会、新年会、レクリエーションなどを行っているが、会員数が少ない、予算が取りにくいなどの理由から懇親会的な集まりが主となっている。
 
香川・会員の減少により親睦会が中心となっている。先ずは会員の増加が課題。また、客足が他県に流れるなど景気が悪い。
 
徳島・親睦会、ボーリング大会、パッケージのデザインの講習会などを行っているほか、中央会の活路開拓事業で菓子を展示してアンケート調査を実施、今後の方向付けをした。また、最近、本州との交通が便利になったためか、観光客の土産を買う意識が薄れている。
 
岡山・青年部は以前、親組合の外で活動していたが、全菓連青年部の設立をきっかけに親組合内に青年部を作った。現在は足下を固めるのに精一杯である。
 
島根・島根県は端から端まで長い所で人が集まりにくい。ともかく出て来れる者から事業を始めようと取り組んでいる。また、青年部全国大会には代表者のみでなく出席可能な会員、皆で参加しようと思っている。
 当日は衆議院議院塩崎恭久氏により「最近の経済状況とその中での組合青年部活動について」をテーマに記念講演も行われた。
 また、来年は瀬戸内海を超え、初めて中国地方の岡山で開催されることとなり、いよいよ本格的に中・四国ブロックが活動を開始する。

 


 岐阜県:老人福祉施設を慰問、鮎菓子をプレゼント(9月号)

 全菓連青年部岐阜県支部(部長河合好人氏)では、同支部の中心である大垣菓子業同盟会青年部により6月16日の和菓子の日にちなみ老人福祉施設の慰問を行なった。
 慰問は日頃、見る機会の少ない和菓子製造の様子を知ってもらおうと実施、大垣市・お勝山ふれあいセンターを訪ねた。
 当日は集会場の舞台の上に屋台風のコーナーを設けて、鮎菓子を焼いた。お玉を使って、鉄板の上の生地を延ばしたり、寄せたりする作業をお年寄りは食い入るようにして見つめていた。
 この日はあらかじめ用意したものも含め、百七十個をプレゼントし、大変喜ばれた。また、当日の模様は地元の新聞紙上にも掲載され話題を呼んだ。


 神奈川県:第一回技術講習会を開催、ハワイ餡、キャラメル饅頭(9月号)

 神奈川県菓子工業組合青年部(部長二見浩元氏)では9月5日に横浜市婦人会館において第一回技術講習会を開催した。当日はあいにくの雨の中、60余名が参加した。
 講師には愛川「菓匠土門」の土門千次氏を迎え、創作菓子としてパイナップルを使った「ハワイ餡」や「キャラメル  饅頭」など和菓子に新しい味を取り入れた製品を教えた。また、同氏の好意により上生菓子の見本を$30品も製造し、わざわざ持参していただき、参加者には大変、参考になったようである。また、同氏が描いた上生菓子の絵が入ったテキストも配られた。
 当日はロイター通信も訪れ、講習会の模様を終日、撮影した。
 二見部長は「鉄は熱いうちに叩け、というが青年部を設立し、気運が冷めないうちに、初事業ができて良かったと思う」と語っている。


 滋賀県:北海道へ研修旅行(10月号)

 滋賀県菓子工業組合青年部(部長市川芳久氏)では9月4〜6日に北海道を研修旅行、部員$10名が参加した。
 初日は洞爺湖を見たあと、伊達市農業協同組合を訪問し★(写真)、☆小豆について「本年は豊作であること、十勝産の出来も影響される」などの説明を受けた。青年部からは有機、無農薬の基準や価格についての質問を行った。
 また、当日は畑にも案内され、農協側から「新種の小豆を作っており二年目になる」と報告された。青年部の方は「味に手ごたえがあり市場に出回るのが楽しみです」と語った。
 二日目は白老アイヌ民族博物館、サッポロビール園の工場を見学したあと、イシヤチョコレートファクトリー(白い恋人の製造工場)や六花亭、もりもと、千秋庵と道内でも有名な菓子屋を見て回った。店内は観光客よりむしろ地元のお客様で賑わっており、地域ではお菓子の需要がかなりあることに驚かされたという。ちなみに観光客は有名店のお菓子を空港で買っている。


 鳥取県:夏祭りに模擬店出店(10月号)

 鳥取県菓子工業組合青年部中部会(倉吉市、呉、東伯郡)では8月6日天神川の河川敷で行われた打吹(うつぶき)まつりに参加、模擬店を出店した。
 同会は発足して1年半、旗揚げに何かやりたいと思い、夏祭りへの出店を提案したところ、親会の方々から「それはいい、全面的に協力するので、やってみなさい」と後押しされて出店したもの。昨年はだんごを販売したが、今年はお菓子だけでなく、自分たちで作った揚げ物や、ジュースなども売った。
 参加したある青年の方は「御盆前の忙しい中でしたが親会の皆さん、業者の皆さんにも協力していただき、とても賑やかな交流となりました。私は感動しました。来年も出店する予定です」と語っている。


 広島県:異業種見学を実施 - ショッピングモールなど (10月号)

 広島菓子青年会(広島市、呉、宮島方面の若手経営者の任意団体。$28名が全菓連青年部に参加)では9月6〜7日の2日間、神奈川県を視察、同会から$11人が参加した。
 先ず、異業種見学としてテーマパーク型ショッピングモール「ヴィーナスフォート」をはじめ、横浜ベイサイドマリーナ、ランドマークタワー、みなとみらい21など新しい商業施設を回った。
 翌日は神奈川県菓子工組久保寺理事長の案内で県内の菓子店みのや本店と横浜文明堂を見学した。
 広島県菓子工組青年部本田部長は「独自の経営理念、商品に対する思いなど、色々なお話を聞かせていただき、大変感銘を受けました」と語っている。


 静岡県:待望のホームページを開設、技能検定講習会も開催(10月号)

 静岡県菓業連合青年会(部長米倉健司氏)ではこのほど待望のインターネット、ホームページを開設した。
 内要は先ず部員名簿を支部ごとに掲載、自店でホームページを開いているところはリンクもできるようにしている。また、ホームページを開設していない部員の店鋪を紹介するページも用意されている。掲示板では閲覧者が投稿した意見を掲示するようになっており、現在、募集中。この他、イベント情報では$10月$12日の富士宮菓子工業組合菓子祭りの開催要項が掲載されている。
 また、同青年会は再発足後間も無いため、前に進んで行くためには何か事業を興さなければならないと考えていあたところ、親組合より「技能検定を受けてみては」と助言され、講習会を開催することとなった。
 全部で4回を予定している講習会は、第一回目を8月$23日に行い、当日は$16名が参加した。講師には横山力氏(新月堂)を迎え、先ず見本を作り、続いて受講者も実際に作ってみた。この講議を受けたくて青年部に加入された方もおり、今後さらなる増加が見込まれる。

URLは、 http://www.shizuokaken.org/ です。


 中部ブロック 青年部 第4回ブロック会を開催(11月号)


 全菓連青年部中部ブロック会(ブロック長高倉明氏)では9月19日、岐阜県大垣市ソフトピアジャパンセンター会議室で第4回ブロック会を開催した。当日の主な議事内容は次の通り。
 ▽全菓連青年部全国大会ついて
 各県前向きに参加することとした。パネルディスカッションのパネラーは高倉ブロック長から中條一之氏に指名された。
 ▽九州ブロック大会について
 三重県・加藤陽太郎氏の菓業青年会九州ブロック大会視察報告が披露された。
 また、来年度も九州ブロック視察旅行を中部ブロックの事業とすることとした。
 ▽中部ブロック大会について
 二年以内に開催し、第一回目は石川県に決定。その後、二年に一度開催することとした。皆さんで集まりたいという気持ちが大切。
 ▽意見交換
 ・全菓連青年部の会費が一年払いにならないだろうか。・名古屋の水害に対して、お見舞いのお電話を頂戴し、大変嬉しい。・静岡の方が商店街視察で名古屋にこられました。青年部の会員の方の力を借りて輪を拡げましょう。・富山県の鈴木部長より国体のイベントのため欠席することをお詫びしたお手紙が披露された。
 また、会場には岐阜県菓工組山田理事長も訪れ「お菓子はやはり季節感を出すのが一番です。そのお菓子を皆さんで売る。どうか若い人たちで菓子業界を今後も引っ張って行って欲しい」と述べた。


  福井県:ふくいのお菓子屋どっと混む!
           待望のホームページを開設 (12月号) 

 福井県菓子工業組合青年部会(会長岡嵜幸誠氏)ではこのほど待望のインターネット、ホームページ「ふくいのお菓子屋どっと混む!」を開設した。(写真)
 ☆内要は先ず「福井県菓子工業組合青年部会のあゆみ」として次のように紹介されている。
 東京に本部を持つ全国菓子工業組合連合会の念願でもあった全国菓子工業組合青年部」の設立の声をいち早く聞き、福井でも青年部の設立を願う声が平成4年に入ると、親組合でもある「福井県菓子工業組合」の会員より持ち上がり、設立の準備へと進んでいきました。
平成5年1月には設立総会も無事終わり、規約の制定には至りませんでしたが、初代会長に松田昌久氏が推挙され前途多難ではありましたが一応スタートを切ることになりました。
 青年部の活動は技術講習会や研修旅行だけでなく、さまざまなイベントに参加する事によってお菓子のアピールや伝統的な菓子文化を継承していくために努力しています。
 「私たちの活動」のページは写真入りで掲載されているのでいくつか紙上紹介することとした。
 ○モニュメント『おとぎの国』夜$10時までかかりセッティングしました。恐竜のたまごもお披露目、福井新聞にも取り上げてもらい、初日分五百個は夕方には売り切れました。黄味あんに生クリームを入れ生地にはおちらしを使い、大変好評でした。
 ○「オタイコ祭り」約1万人の入場者で賑わいました。青年部は、酒まんじゅうの実演や熱々の式部だんごを販売しました。
 ○ひょうたんを愛する人たちが集まる全国愛瓢会福井大会に青年部が協賛し、羽二重餅をはじめとする、福井の代表銘菓を販売しました。
 ○「酒乃國フォーラム」において、福井の伝統行事である『万寿まき』のデモンストレーションを大野市元町会館で行いました。
 この他、県内を5地区に分け、掲示した「組合員紹介」や交流団体との「リンク集」のページがある。



   兵庫県:お正月上生菓子を学ぶ
           第二回講習会を開催(12月号)


兵庫県菓子工業組合(会長野掘徹氏)では10月14日、県立兵庫生活センターで第二回講習会を開催、当日は青年部員$26名が参加した。
 講師は後輩達のために同県組合の副理事長岩崎栄次氏(常葉堂店主)、常任理事小竹睦男氏(二つ茶屋社長)が引き受けた。内容は「お正月上生菓子 数品」をテーマにきんとん、雪平など基礎品目を6品学んだ。また「和菓子は視覚で形、色を、味覚は食べておいしさを、触感は舌触り、歯ごたえで楽しむ。また、材料のもつ微妙な香りを臭覚で感じる。聴覚は春は春霞、夏は氷室、秋は立田川、冬は寒紅梅など一個のお菓子から季節感、情緒を増幅させる」と語られた。
 講習会終了後には懇親会を開き「これからの青年部の要望、問題点」、「自社店鋪の現状分析及び将来の夢」、「青年部の会員拡大について」が話し合われた。会議では先ず、お互いの顔を覚えて声を聞くため4つの小グループに分けて討議、結果を発表するという形式をとった。意見では、ホームページを作り、全菓連のものとリンクする、パンフレットを作成し未加入の方にアピールする、見学会を実施するなどがでた。
 また、行事としてはいまのところ総会と講習会の年2回を予定しているが、まだ、立ち上がったばかりなので遠慮している方が多い。このため幹事を順番にして、運営に携わってもらえるようにする、ということも検討中。


   山形県:関西先進地視察研修
      M青木松風庵とアンリ・シャルパンティエ(12月号)


山形県菓子工業組合青年部連合会(会長鈴木隆一氏)では11月8〜9日に「関西先進地視察研修」を実施し、M青木松風庵(代表取締役社長青木啓一氏)とアンリ・シャルパンティエ(代表取締役宮崎忠男氏)を見学した。同研修には同会青年部$15名と秋田県某子工業組合青年部から3名が参加した。鈴木会長は「大収穫の研修でした。この感動を、ぜひ今後の菓子店経営に活かしたい」と語っている。視察報告は次の通り。
 ◎<株>青木松風庵(大阪・深日工堀、阪南工場、岸和田店)
 設立は昭和60年10月で代表従業員は三八〇名、主に和菓子・洋菓子の製造及び販売しており、店舗は33店、2工場で運営している。
 ▽特長
 @衛生管理の充実(菌検査の実施・各部屋毎に空調コントロールなど)
 A深田工場が平成12年度食品行生優良施設として<社>日本食品衛生協会より厚生大臣表彰を受賞
 B大卒を積極採用
 C経営基本方針は、お客様を大切にする、美味しいお菓子を創る、仲間(従業員〉とその家族を大切にする、地域社会に責献する。
 D美味しさへの執念と巌しさ
 ◎アンリ・シャルパンティエ(西宮・ハーパースタジオ$43本館新館工場、梅田阪急店)
 ☆設立は昭和44年1月で従業員二六六名、主に洋某子(焼菓子・生菓子)の製造・販売ならびに喫茶を行っており、店舗50店、西宮と横浜に工場がある。
 ▽特長
 @平成11年10月、ISO一四〇〇一を取得
 A環境理念の制定「地球環境にやさしい文化の創造」
 B環境対策として、生ごみ高速醗酵処理機で生ごみのたい肥化、デマンドコントローラー採用で電力セーブ、太陽光発電システム導入
 Cゾーニング管理によるクリーン化など、徹底した衛生管理
 ◎総評
 青木松風庵はおいしさへの執念、アンリは「地球環境の未来、子供たちの未来のために」という志の高さ、というように両社とも経営理念がしっかりしている。
 また、青木松風庵の衛生管理、若手人材の登用、アンリのジャスト・イン・タイム生産方式、人事管理など両社長が工場の改善改良に、非常な情熱を傾けている


   千葉県:岐阜県内を研修視察(平成13年1月号)


 千葉県菓子工業青年部(部長池田和正氏)では研修視察のため岐阜県を旅行した。このほど同青年部より報告書が提供されたので要旨を以下に掲載。
 ◎青年部研修視察旅行の報告
 初日は、岐阜県でも大垣市にある柿羊羹で有名な槌谷(本店・工場・駅前店・赤坂店〉を視察しました。本店ではNHKの取材など、忙しいなか槌谷社長より直接ご案内いただきました。工場は、本店より車で10分程の場所に約三万坪という敷地内の柿畑、干柿の加工場、器となる竹の加工場、お菓子工場、工場直売店を見学できました。また、工場では創業宝暦五年(1755年)から現在(八代目)にいたるまでの歴史や、お葉子づくりについて、大変参考になる貴重なお話しを伺う事が出来ました。
 二日目の午前中は、洋菓子店を2店(ル・スリジェダムール則武店・フランボワーズ島店)視察しました。開店直後にも関わらず両店とも活気があり、接客などについてもお釣りの遣り取りの時に、お客様の手の下にさり気なく手を添えるなど、ちょっとした気使いに関心させられました。
 午後からは高山へと移動して、歴史と文化の街である飛騨高山市内(古い町並み、老舗の駄菓子屋、高山屋台会館など)を散策しました。その後、旅館にて参加者による懇親会で盛り上がることが出来ました。
 最終日は、高山の朝市を見学。朝市ならではの地元の特産品・農産物がならび、多くの人で賑わっていました。
 また、世界文化遺産である白川郷に立ち寄り、野外博物館(合掌造り民家園)、萩町合掌造り集落を訪れ歴史や風土に触れることができました。
 富山空港に向かう途中、温泉にも寄り、視察旅行の疲れを残さず?締めくくることができ、充実した研修視察旅行に出来たと思います。
 最後にこの場をお借りしまして、参加者の皆様には何かとご協力いただき厚くお礼申し上げるとともに惜しくも今回、参加出来なかった皆様には御報告申し上げます。


   大阪府:愛の菓子運動(1月号)

 大阪菓業青年クラブ(理事長安田潔史氏)では11月19日に同クラブの文化部(部長八木剛氏)が中心となって「愛の菓子運動」を行った。
 同運動は、今年で45回目を迎え、設立時から毎年続いている福祉活動で、青年クラブ会員が、菓子製造業者に協力を呼びかけ、集めたお菓子を、大阪市民生局を通じて、府下の児童福祉施設の子供たちにプレゼントし、少しでも喜んでもらおうとの思いから続けている。
 本年度は寄贈対象33施設(児童数約2300名)で寄贈菓子は193社、385万円相当分となっている。
 当日は午前10時より大阪市役所前にて贈呈式を執り行ない、青年クラブ員25名、大阪市職員7名、参与新聞社3社が参加した。式典では「若人の歌」(大阪菓業青年クラブ歌)をクラブ員により合唱した後、大阪市民生局児童保育指導課の井上課長に、寄贈されたお菓子の目録を贈呈。続いてクラブを代表して安田理事長が挨拶、井上課長より市長感謝状を頂戴した。贈呈式終了後は、寄贈されたお菓子を持ち十数台の車に分乗し、各施設を訪問した。
 同クラブは当日の施設訪問の感想を、次のように報告した。
 毎年、施設によっては、楽しみにしていた子供たちが、お菓子を運ぶのを手伝ってくれ「いつも有難う、このお菓子はどんな味がするの。また来てね」と話しかけてくれるなど、触れ合いの場面も見られます。子供たちの嬉しそうな笑顔や、たくさんのお礼の手紙を見るたびに、この行事を続けていて良かったと実感いたします。
 民生局の方や、施設の園長さんのお話によると、施設に預けられている子供たちの数は一向に減る事がなく、最近では社会問題にもなっています虐待を理由に入所されるケースが増えているという事です。しかし子供達の殆どは、どんなにつらい目に会おうと、どんなに大酒飲みの父親であろうと、決して親の悪口を口にすることはなく、親からの連絡をけなげに待っているという、胸の詰まるようなお話もお聞きしました。


   宮崎県:みやざき菓子まつりを開催(2月号)

 宮崎菓子協会では11月10〜12日、レマンショッピングセンターで第5回みやざきのお菓子まつりを開催、期間中約3600人が来場した。
 会場では「今年の逸品」として加盟店より41点の作品が出展された。テレビ局員やお茶の先生など一般消費者が審査した結果、和菓子部門では「うす雪(大正堂菓子舗)」、洋菓子部門では「蒸し焼きショコラ(お菓子の浩屋)」がそれぞれ選ばれた。
 また、宮崎菓業青年会ではレオン自動製造機による菓子の製造販売と親子お菓子作りコーナーを設けた。
 日本製餡協会組合連合会も餅搗きやぜんざいの無料配布、茶席によるお茶とお菓子の提供などで協賛した。
 この他、巣籠もりや祝用菓子、ウエディングケーキなども展示された。


   福島県:「お菓子と私」の講演会開く(3月号)

 福島県菓子工業組合青年部(会長菅野嘉春氏)では2月22日に二本松御苑において2月勉強会を開催、当日は25名が参加した。
 先ず、第一部では浜中順子氏(福島テレビアナウンサー)を講師に迎え「お菓子と私」をテーマに講演会を行った。同氏は番組の中で「お気に」(お気に入りの意味)の菓子として県内の銘菓を1日1品づつ紹介している情報通。これまでに350品みてきたが「福島のお菓子は安くて、品質も良く、良心的な印象がある」と語っている。また、心に残ったものは、お餅が伸びる心地良い感覚のお菓子とぶどうが入った大福だという。
 続いて、第二部では二本松支部長の和田雅孝氏の好意により奥の松酒造を見学した。二本松は酒蔵の名所であり、当日もちょうど酒造の最中で、普段、飲めない絞りたてのお酒を戴
いた。


   新潟県:和菓子でデコレーションケーキ(3月号)

 全菓連青年部全国大会の中で、新潟県の池一樹氏(はり糸社長)より、和菓子のデコレーションケーキの話しがあり、その後、読者より問い合わせがあったため紹介することとした。
 和菓子デコは近所の子がケーキより和菓子を好きなことを知った同氏のアイディア。
 ケーキはスポンジとなる蒸しカステラの間にイチゴジャムやチョコを挟み、周りを餡で包む。冬用には白餡などでサンタクロースや雪だるまなど季節に合わせた飾り付けをする。
 甘さは控えめにし、子供からお年寄りまで楽しめるようにした。1日で平均3〜4個、多い日で10個くらい売れる。反響は「食べ慣れていたケーキと違い、和菓子の新鮮さが受けている」と語る。
 なお、同県の青年部はこれまでなかったが、同氏が全国大会に出席したことを機会に現在、設立に奔走中。4月にスタートを目指しているという。


    秋田県:和菓子講習会を実施(平成13年4月号)

 秋田県菓子工業組合青年部(部長小国輝也氏)では、2月6日、(有)酒井商店において和菓子講習会を開催した。
 近年、秋田では洋菓子講習会が多く、和菓子講習会は原料メーカーの製品の説明会が年に1回ぐらい行われていた。そこで、今回、秋田県中小企業団体中央会の助成金を利用し「青年部で開きたい」という思いで、原料メーカー主催とは別に和菓子で技術講習会を企画したという。
 講師は、青年部に「以前東京で修行していた店の講師はどうか」という提案があり、水上力氏(東京・(有)一幸庵社長)に早速、連絡したところ快く引き受けて頂けた。
 当日の講習会は、青年部を中心に組合員と共に47名が受講した。内容は、米の産地である秋田にちなみ餅菓子を中心とするお菓子(わらび餅、つばき餅)と、水上氏が伝統的な京都のお菓子が専門ということで京菓子の春の上生菓子を教示された。
 また、同氏が経営者という立場から、今置かれている和菓子の状況に触れ「季節感のお菓子を作る事はもちろんのこと、洋菓子のようにクリスマスやバレンタインのような時に和菓子ならではのお菓子を作り、販売してはどうか」という提案がなされた。同氏の店では実際に、販売しているそうである。
 また、近年、若い人の間で、和菓子離れをしている人の話を聞くが、もっと和菓子の良さをアピールしても良いのではないか。また、そのためには見た目も大切ではあるが、素材の味を大切にし、おいしい和菓子を作っていくことが必要である」ということを強調していた。
 ある青年部の方は「先生には、お寒い中、秋田に来ていただき、感謝しております。これを機会に組合員全体で、秋田の和菓子がもっともっと発展していくよう努力していきたいと思います」と語っている。


    京都府:モバックショウ見学会を実施(4月号)

 京都府菓子工業組合青年部(会長上田孝博氏)では2月23日、大阪で開催されたモバックショウ2001の見学会を実施、総勢27名が参加した。同会は京都商工会議所の協賛で行われ、当日は同会議所真下課長も同行した。
 参加した方に感想を尋ねると「製造過程の細かいところまで機械化が進んでいる。このような中で手作りとの差がどこまでだせるか、その差をお客様にどう解ってもらうか、ということを感じた。また、モバックショウはまだ、機械が中心なので、原材料や容器包装などの情報がもっと欲しい」と述べられた。
 また、会場では本年より和菓子の製造実演が行われたが、当日は「春の和菓子」が講習され、参加者には好評であった。