兵庫県レポート

2015.03.19

近鉄貸切特急で行く 夢のSWEETSトレイン KOBEめぐり

夢のSWEETSトレイン KOBEめぐり 十一月九日(日)、生憎の小雨の降る中、大勢のスイーツファンを乗せた貸切の近鉄特急は十一時九分に阪神神戸三宮駅を目指して奈良駅を後にしました。

 今回の事業は、内閣府の認定を受けたモデル事業で、経済産業省の平成二十六年度地域資源活用ネットワーク構築事業の第一号実施事業です。

 垂仁天皇の命を受け、常世国に非時香果(ときじくのかぐのこのみ)を探しに行き、艱難辛苦の上持ち帰ったものが菓子の元の「橘」であったというこのロマン溢れる物語をベースにした「橘街道プロジェクト」の一環として、奈良駅から経路途中の大阪難波駅までは、六両編成の特急電車を走る教室として、甲南大学教授と三重県の考古学研究者による日本の菓子の歴史を、古事記や日本書紀はもちろん様々な文献から、考古学や発掘の話も交えて、興味深いお話しをいただきました。途中の大阪難波駅からは、神戸の有名パティシェ四人が乗り込みました。そしてこの四人が持ち込んできたのが、橘を祖とする柑橘系を使った各社の特製ケーキです。総勢二百十二名のスイーツファンの乗客の皆さんは、貸切列車の中でこのケーキを楽しみながら、車内を所狭しと回るパティシェから、めったに聞けないお菓子作りの興味津々な話や、おもしろい裏話等など聞く、美味しさと楽しさがいっぱい!。

神戸の有名パティシェ 到着した阪神神戸三宮からは、チャーターバスに乗り「ひがしなだスイーツめぐり」開催中の神戸市東灘区に移動してスイーツ店巡りを楽しんだり、中央区では兵庫県洋菓子協会「クリスマスケーキコンテスト」で神戸のパティシェの高い技術を見学したり。「三宮・旧居留地・南京町・元町」の街歩きでは、グルメやスイーツの名所を楽しみ、神戸元町三丁目商店街でのスイーツスタンプラリーに参加して、製菓体験も。その上、神戸市農水産品を活用した「神戸おいしい顔プロジェクト」の協力でグルメ三昧も。楽しい、美味しい一日を過ごしていただきました。

 兵庫県菓子工業組合・日崎隆広