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「大坂の陣400年天下一祭」で大阪土産を販売

観光客をターゲットとした幅広いアピールを

イベント限定パッケージ 2014年10月1日から12月31日まで、大阪城において「大坂の陣400年天下一祭 大坂冬の陣」が開催されました。「大坂の陣400年天下一祭」とは、2014年・2015年が大坂冬の陣(1614年)・大坂夏の陣(1615年)から数えて400年を迎える節目の年にあたるということで、大阪城や大阪府内各地で大阪の文化や魅力を広く発信し、大阪を活性化する為に開催されるイベントです。期間中は、特設ステージや展示施設が設置され、さまざまなイベントやアトラクションが行われました。大阪城に設置されたイベントブースでは、最新の映像技術で戦国時代の映像を体感できる「侍ミュージアム」や、実際に忍者や武将の衣装を体験できる「なりきり武将体験」が行える「武将ホール」など楽しいイベントが行われ、記念写真を撮影する観光客などでにぎわいました。

 期間中、ブース横にはお土産を販売する物販エリアも設置され、さまざまな商品が販売されました。中には大阪府が認証している「大阪産(もん)」ブランドの商品や、大阪産の納豆を使ったお菓子、高槻の寒天を使った飴など、大阪ゆかりの素材を使った商品なども販売されました。大阪土産として以前から販売されている商品はもちろんのこと、中でも目立ったのは今回のイベント「大坂の陣」に合わせて開発された商品です。そのパッケージには、大坂の陣400年というイベント自体をモチーフにしたものや、豊臣秀吉をキャラクター化してイラストをポップにあしらったもの、家紋をデザインに取り入れたものや大阪城のイラストを可愛く描いたものなど、工夫を凝らしたオリジナル商品が並んでいました。大阪というだけではなく、大阪城更には「大阪の陣」というより具体的なテーマを元に企画した商品は、今回のイベント限定のものも多く、そのプレミア性も魅力的で、数々の観光客の方が手に取られていました。贈る方・贈られる方それぞれに楽しみを与える事が出来るお土産という文化を元に、大阪府外、更には海外へも広がるアピールが出来る機会であったと思われます。

 大坂冬の陣は2014年12月31日で終了。次回は大坂夏の陣が2015年春・夏に開催予定。

 大阪府菓子工業組合副理事長・佐々木三郎

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