佐賀県菓子店

2014.12.18

人と人とを繋ぐお菓子作りを

クルール・ド・銀月

お客様に直接手渡し クリスマスまで一ヶ月…ケーキ屋にとっての大イベントを前に厨房も店舗もたいへん気忙しくなって参りました。

 私共の店舗「クルール・ド・銀月」は佐賀の東の端に位置しており、近くの観光地としては吉野ヶ里遺跡があります。

 「のどか」という表現がピッタリな地域と感じております。

 そのような場所柄の影響でしょうか、土日は福岡、長崎など遠方からのお客様もお見えになりますが、やはり地域のリピーターの方々が多く足を運んで下さいます。

 一週間と日を空けずに来てくださるお客様が少なくないのです。

 ですから私共も、うちを選んで利用して下さるお客様の期待を裏切らないよう誠実な仕事で、ひとつひとつの商品を大切に心を込めてお菓子に表現していくよう心がけています。

 定番の商品はもちろん、お客様に飽きさせない工夫をするため、季節ごとの限定商品…。春の桜、夏の桃、秋の木の実、冬のチョコなどなど、素材を活かしてお菓子にします。

 また、一年前と同じではワクワク感も増しませんので、その年毎の工夫が必要です。今年もクリスマスケーキの種類に悩みながら考え、デコレーションも新しくなりました。

 また、販売していくうえでも、お客様がいつも楽しくお買いものして頂けるような接客を心がけております。

 これだけネットなどでの販売が普及している昨今、店舗では直接お客様の顏を見て接することができるのです。

 マニュアルに沿った会話だけでなく、それぞれのお客様に合わせてのお声かけしたり、常に目配り、気配りを心にとめて接します。

 お客様の名前を覚えてお呼びできるよう努力していると、お客様の方からこちらの販売員の名前を呼んで下さることもあり、スタッフのやりがいにもつながっているようです。

 一番人気の焼き菓子に『MUSUBI』というねじりパイがあるのですが、このネーミングも、お客様がお使いになられる場面、場面での絆をこのお菓子が結んでくれるようにと名付けました。

 人と人とのつながり…お客様、スタッフ同士など心のつながりを励みとして、より良い店づくりを心掛けて参ります。

 佐賀県菓子工業組合理事・田中昌信