各地の菓子店探訪,青森県菓子店

2014.10.16

『夫婦、親子総動員!!』

おかしのオクムラ

黒い石だたみ 今回紹介するお菓子屋さんは、青森県黒石市、人口約4万人弱の小さな市にあるお店。

 1952年、先代の故・奥村克己氏が創業され、本年8月8日に「株式会社 おかしのオクムラ」としてリニューアルオープンしたばかりのお店です。

 「現当主、剛(つよし)氏:和、洋菓子担当」「妻の淳子(あつこ)さん:経理・販売担当」「長男の心大(むねひろ)氏:和菓子担当」「長女の北山美希子(みきこ)さん:売り場マネージャー」「次男の真思(まさし)氏並びに絵梨奈(えりな)さん夫妻:洋菓子担当」の夫婦、親子6人、従業員・アルバイト4名、計10名で和気あいあい、時には遠慮のない本音のぶつけあいをしながらも、楽しく忙しく仕事におわれて日々を送っているさまが伺われます。

 「先代から引き継いだ家業も自分の代で終わりかな、と思った時期もありました。50代の初めに製餡機に右手を巻き込まれ、1年近く現場に立つことが出来ず、神経が通わず、思うように動かない右手を抱え、落ち込んでいる親父を見かねて製菓学校に進んだものの、違う道を歩き始めていた長男が帰郷し、和菓子の道に。上京し、夢実現に進学した娘も、家内の多忙ぶりに帰郷し売り場に入ってくれた。そのころ高校生だった次男も洋菓子の道に進むと言ってくれ、家族全員お菓子の道に携わるという現在に至っています。

 進物ギフト、土産などに好評をいただいている「黒い石だたみ」というヒット商品にも恵まれ、県内各市の催事・スイーツフェアーなどに出店依頼も数多く、これからも地元に愛されるお菓子作りを目指して、家族全員頑張りますのでよろしくお願いします」と語る剛氏。

 長男の妻、祐子さんは、製菓学校同期の九州福岡「明月堂」秋丸一族のご令嬢。次男の妻、絵梨奈さんは、四国生まれの神奈川育ちで、パティシエ修行中の職場の同僚。地元に嫁いだ娘さんの夫、貴浩氏が勤務する「㈲オオツギホーム」が設計・施工と、まさに家族全員の夢、アイディアを注ぎ込んだ、新店舗・新工場の落成を迎えた活気あるお店の紹介でした。

 青森県菓子工業組合常務理事・猪股良孝

 

店舗データ

株式会社おかしのオクムラ株式会社おかしのオクムラ

住所‥青森県黒石市大町二丁目53
主要商品‥黒い石だたみ
1個160円(税込)
5ヶ入900円(税込)
10ヶ入1,700円(税込)