大分県レポート

2014.08.15

おしごと体験で夢を見つけて

お菓子屋さんの仕事に興味を!

おしごと体験イベント 7月24日(木)25日(金)の2日間にわたり大分市の複合施設コンパルホールにて、小学4・5・6年生を対象とした、おしごと体験イベントが開催され、県下より全15職種の団体などが一同に集まった中、当組合も「お菓子屋さん」として参加した。

 キッズワーク大分と銘打ったこの事業は、大分県職業能力開発協会が厚生労働省からの委託で実施されたもので、近年若年者のものづくり離れ、技能離れが問題となっているため、子供たちが早い時期からものづくりに対する関心を持ち、様々な職業の楽しさや素晴らしさに触れることで、自分の将来について考える機会になればと、キャリア教育の一環として企画された。

 参加団体には「板金屋さん」「お花屋さん」「庭師さん」「ネイリストさん」など、普段なかなか体験できない職種も多く、1回80分と決まった時間の中で、それぞれが趣向を凝らした仕事を用意し、約10名の子供たちにプロの職人達が優しく、時には厳しく指導をしていた。2日とも午前2回、午後2回のおしごと体験が実施され、毎回終了時には会場内で使える擬似マネーが、報酬として子供達に渡され、文具などを購入することで働く喜びを知ってもらった。

 我々「お菓子屋さん」は、ロールケーキの仕上げと季節の上生菓子とキャラクター菓子をこしらえる作業を体験させ、最後に自分の作った菓子をゆっくり食べてもらうことで、普段はあまり馴染みがないであろう上生菓子の食べ方や、立てたばかりの新鮮な生クリームの風味などを知ってもらい、職人が教えた仕事を含め何か一つでも新たに興味を持ってくれることを期待した。

 今回のイベントでは、1回の定員10名に対して17名の参加が2回あるなど「お菓子屋さん」は常に人気の職種ではあったが、現状は後継者不足による廃業が後を絶たないので、このような試みがきっかけとなり、将来菓子に携わる仕事をしたいと言う子供が一人でも多く現れ育つことを願いたい。

 大分県菓子工業組合事務局長・早瀬大雄