群馬県レポート

2014.08.15

生き方を変える出会い

群馬県菓子技能士会

 私が27才の時に、父親が脳梗塞で他界し、後に店を継いで早いことに25年がたちました。当時は、まだ大した仕事も出来ず父親と一緒に仕事もしていなかったので、子供の時の記憶を頼りに母親に相談をしながら、それまで働いていた前橋の森庄(森川社長)の指導の下、頑張って来ました。

 その後、高崎の菓子組合の当時の会長だった、田むら製菓の田村会長に高崎菓子組合に誘って頂き、顔を出すようになりましたが、誰も知っている同業者がおらず、最初は居る場所も無かったのですが、徐々に知り合いも増えていきました。その中の1人で赤坂七冨久の石川久行さんとの出会いが、大きく考え方や生き方を変える事になりました。石川さんに群馬県菓子技能士会に誘ってもらい、それまで自分の仕事や生活の事ばかり考えていましたが、この技能士会に出る様になって、たくさんの人と出会い、話しをさせていただいて、たくさんの事を教えて頂きました。それからは、徐々に組合活動にも積極的に参加するようになり、いつの間にかその群馬県菓子技能士会の会長になっていました。

 技能士会の主な活動は、お菓子作りの技術の向上の為の技術講習会、材料などの知識向上の為のメーカーさんなどによる講演会、時には異業種の方に経営方法や理念などの勉強や店舗のディスプレイのやり方、様々な包装のやり方やポップの効果的な作り方などをして商売の発展のお手伝いをする事を通して、その中で技能士の育成に頑張っています。その成果もあってか今では毎年、技能士試験を受ける人もでき会員の中から選和菓子職の資格者が三人になりました。

 その群馬県菓子技能士会のもう一つの楽しみの中に唯一の親睦会として、毎年11月に1ヶ月早いクリスマス会を開催しています。これは普段我々を支えていただいている、家族、従業員の皆様と一緒に一年に一回みんなで集まり、楽しむ為の会です。毎年60名位の参加があり、とても楽しいひと時を過ごせます。これも歴代の会長ならび会員の皆様のお陰であると、感謝しています。私は、これからも、お菓子作りを通してお客様や地域の為になるように頑張りたいと思います。

 群馬県菓子工業組合常務理事・富樫良範