イベント開催&レポート,島根県レポート

2014.06.16

島根県菓子技術専門校

使命感に燃える講師・多様な生徒

授業の様子 島根県菓子工業組合は組合員数約128名の小さな組合ですが、いくつかの誇るべきものがあり、その中で菓子技術専門校の運営は特筆すべきものといえます。この学校は国の認定した訓練校であり、全国でも数少ない公立の和菓子の専門校で、創立18年目の現在までの卒業生は259名で県内はもとより、北は山形から南は長崎まで卒業生がおり各地で活躍しています。この学校は、平成元年の松江に於ける第21回全国菓子大博覧会の成功を記念して開校しました。

 今年度は5月16日より授業が始まり、色々な餡を作っています。今年の入校生は13名ですが、皆が講師の技を沢山習得する様に熱心に講義・実技に励んでいます。講師陣は6名(内材料屋2名)で、24年度より現役の講師を4名迎え授業内容を充実させました。講師の中には「選・和菓子職」の輝かしい称号を持つ者・各老舗の工場長が在籍しております。また講師陣も日々勉強をして、すばらしい技術をより多くの人に学んで頂ける様に頑張っております。生徒は業界人とは限らず一般の主婦もおり、入学の動機も様々ですが技術を習得する為に皆熱心に学んでいます。さらに今年度は遠く韓国からも勉強に来ています。基礎学科・実技コースでは菓子づくりの原点である、製餡も豆から炊きざるでこすことから習うので、菓子づくりの経験が多少ある人にも新鮮な授業です。また今年度より特別授業として、松江の和菓子の歴史など、この土地ならではの和菓子文化について講義を行います。

 学校の目標は技能士2級の実力を養うことと、技能開発コースでのより高度の技術を学ぶことです。現に技能開発コース出身の人が、習ったお菓子を早速店頭に並べ好評を得ているという話を聞きます。特筆すべきは学費の安さで、もともと組合運営で営利を目的にしていないからです。その上講師陣は使命感に燃えた講師なので、この運営が可能なのです。バリヤは低くされども理想は高い島根県菓子技術専門校にぜひ一人でも多くの方が技術を磨く為に入校されることをお待ちしております。実技コースは7月から始まりますので、入校希望の方・詳しい内容を知りたい方は連絡をお待ちしております。見学も受け付けております。

 島根県菓子技術専門校事務局・黒田厚子