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組合新事務所を開設

菓子・パンの魅力発信基地に

新事務所開所式でのテープカット 岩手県菓子工業組合(齊藤俊明理事長)では、岩手菓子博を契機として設置された、盛岡市肴町所在の事務所を閉鎖し、去る四月一日付で、盛岡市盛岡駅西通に所在する、盛岡地域交流センターマリオスビル三階「いわて観光経済交流センター」内へ移転、新事務所を開設した。同センターは、岩手県商工労働観光部が所管する施設で、公益財団法人岩手県観光協会、ジェトロ盛岡事務所が入居し、盛岡市はもちろんのこと、岩手県の情報発信拠点となっている。

 事務所の移転は、マンションの老朽化などによる各種負担増が、近年の組合運営の懸念材料となっていた。今回の新事務所開設により、観光事業との連携を図りながら、県産菓子・パンの一層の消費拡大を図り、組合経営の更なる安定化を目指す考えである。新事務所へは、菓子を常設展示するスペースも設置され、県内組合員の銘菓を展示する。開所にあたり、昨年開催された、広島菓子大博覧会への出品商品が展示されている。新事務所開所式は、去る五月七日に行われ、全菓連山本領専務、日本製パン製菓機械工業会大庭保常務など、関係者百人余が出席。齊藤俊明岩手県菓子工業組合理事長、小野寺眞利岩手県和菓子協会長、岩手県知事代理の橋本良隆県商工労働観光部長、今回の移転にご尽力された嵯峨壱朗岩手県議(久慈支部竹屋製菓)、同センターの高橋一夫県観光協会専務により、記念のテープカットが行われた。

 齊藤俊明理事長は「マリオスビルは、岩手・盛岡の文化経済の発信基地。今回の事務所移転を契機に、菓子展示スペースを設置し、県産菓子パンの魅力と美味しさをこれまで以上に伝えてきたいと」力強く挨拶した。岩手県菓子工業組合では、東日本大震災の影響により、沿岸部を中心に大きく組合員数が減少しているが、新拠点を整備を新たな出発点とし、新しい事業展開を目指して行く予定である。

新事務所住所 〒020―0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目9―1マリオスビル3F いわて観光経済交流センター内 電話019―626―3903 FAX019―626―3940 開所時間=平日午前10時~午後4時

 岩手県菓子工業組合・小沢仁

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