青年部/お知らせ・活動報告

2014.03.03

第7回全国菓子工業組合連合会青年部関東・甲信越ブロック埼玉大会

12種の原材料を判別 味覚グランプリで
青年部 関東・甲信越ブロック埼玉大会を開催

 第7回全国菓子工業組合連合会青年部関東・甲信越ブロック埼玉大会は、2月4日、パレスホテル大宮で開催され、約30名の青年部員が参加した。全菓連からは岡本理事長、大窪副理事長、山本専務理事、神戸埼玉県菓子工業組合副理事長、ほか中島青年部部長が参加した。
 大会では、全菓連青年部綱領唱和の後、開催県の埼玉県菓子工業組合内ヶ嶋青年部長より「埼玉県が次回開催県と決定して以来、私たちは何度も会議を重ねようやくこの場を迎えることができました。新幹線や高速道路が発達し、埼玉県を通って東京方面や他県の観光地に向かうことは多いと思います。が、埼玉県で途中下車するのはなかなか珍しく、首都高速近くのサービスエリアにちょっとよる程度の方が多いのではないでしょうか?そんな埼玉ですが、その土地土地で名物があり、愛された菓子があります。それを作っている我々は、誇りがあり、郷土に対する愛もあります。その埼玉に皆様にお集まりいただいたことが、誠にありがたいと思います」と挨拶を述べた。青年部滝沢関東・甲信越ブロック長よりは「大会で各県の皆様が親睦をはかり、お菓子についていっぱい語らいができればいいと思っています。このような大会を開催していただいて埼玉県青年部の方には大変感謝しております」と述べた。埼玉県菓子工業組合神戸副理事長より「人の姿を見て、いい所だけを取っていく考えでやってきました。健康と人の話をよく聞くことに気をつけています」と述べられた。
 各都県の活動報告は次の通り。
 神奈川県・この2年は活動できていないのが実情。その前は講習会・勉強会などを計画し実行してきたが、会員の都合がつきづらい。青年部以外の活動をしている方もおり、昨年6月の総会で神奈川県青年部を止めるかという話も出たが、若い人たちが続けたいとの声があり、親睦会でも飲み会でも年に一度の顔合わせでいいから、できるところから行う方針を考えている。
 山梨県・部員数が減っており、部員11人いるうち、出席できる人は5~6人。自分たちの活動費の捻出をしようと思ってもなかなかうまくいかない。今後の課題としては、甲府の生菓子組合と一緒に活動できればいいと思う。
 栃木県・年に一回、勉強会と総会を行っている。昨年はディスプレイについて、地元で賞を取った方を講師に迎え、実施した。約20社の活動で、互いにコラボレーションし、材料を入れ替えたりして、何か新しい事ができないか考えている。多店舗で行いメディアに取り上げられるようなことをしたい。
 新潟県・メンバーの数が減っているなか、新しいメンバーが入ってこない現状がある。今年の活動方針の中心としては、メンバー拡大を始めた。対象となる方が既に地元の他活動に入っており、青年部に時間を取られるのはできないのが実情。その中で、負担が少ない魅力ある組織にしていきたい。青年部に参加する魅力は外部の県、外部の人と話をさせていただいて、刺激を頂けるのがいい部分だと思う。その部分をアピールしてメンバーを増やしていきたい。
 長野県・去年は主に懇親会をやって、青年部の中で仲良くしている。他に去年2回勉強会を開催したり、有志で善光寺の灯明祭りで、振舞い餅を行った。
 埼玉県・勉強会は一昨年までは年に一度行っていたが、昨年はブロック大会を設営するための会議が中心になった。
 茨城県・年に二回事業を行っている。ひとつはソフトボール大会を開催し、業者に協賛してもらい、昼食時や試合後のバーベキューの際、提案する機会を設けた。また、勉強会や親会と一緒に新年会と総会をしている
 東京都・東京都は多種多様な組合が入り組んでおり、青年部としてまとまりが無いのが現状。その中で、親会の原材料・資材の業者をまとめた東菓工協力会に、青年部が参加し、関わりを深めている」と報告があった。
 この後、次期ブロック長に埼玉県青年部の内ヶ嶋部長が選出され、次回のブロック大会開催県は茨城県となった。
 本会議終了後、萩原史雄氏(赤城乳業株式会社営業本部マーケティング部次長)を講師に迎え「ガリガリ君のマーケティング戦略」をテーマに講演会が開催された(以後掲載)。
 続いて、懇親会では席上「ベテラン菓子職人による、判って当然、味覚グランプリ」が行われた。12種の原材料をそれぞれ、高価なものと安価なもの2種類を試食し、どちらが高級食材か当てるもの。出された問題は次の通り
○小豆餡・北海道(550円/㎏)、カナダ産(380円/㎏)
○塩・沖縄宮城島で取ったもの。海水100%で常温瞬間空中結晶製塩法、4年連続モンドセレクションを受賞(4、200円/㎏)、鳴門の塩(660円/㎏)
○蜂蜜・長野県産(7、583円/㎏)、中国産(2、100円/㎏)
○黄な粉・国産で直火仕上げ(3、412円/㎏)、外国産(327円/㎏)
○餅・新潟県魚沼産のコガネモチを杵で搗いたもの(2、100円/㎏)、国内産だがクエン酸など調整剤が入っているもの(478円/㎏)
○海苔・有明海産で11月ごろ一番摘み(49円/枚)、全国各地で収穫されたもの(19円/枚)
○醤油・香川県小豆島で国の登録文化財の天然醸造蔵で熟成したもの。銀座の寿司屋で使用。値段は脱脂加工の生醤油と7倍違う。
○黒砂糖・沖縄特産(820円/㎏)、普通の精糖会社のもの(400円/㎏)
○抹茶・宇治産で土作りからこだわった有機栽培物(16、600円/㎏)。京都産の茶葉100%だが、宇治産は少しブレンド(5、960円/㎏)
○栗・愛媛県産で漂白も着色も無し(8、430円/㎏)、韓国産(2、000円/㎏)
○胡麻・長崎県産白ごまで、土からこだわって作っている(14、700円/㎏)、外国産(890円/㎏)
○白餡・価格の高い方は北海道産手亡使用、安い方はアメリカ産ベビーライマーもしくはミャンマー産バター豆を使用したもの。
 最終的に、全問正解者はいなかったが、山口浩司氏(神奈川県)、石井勲氏(山梨県)が11問正解だった。

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