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体験学習に協力

養正小学校での和菓子作り教室(京都府菓子工業組合青年部)

和菓子教室 9月9日(月)、和菓子教室が京都市左京区の養正小学校にて行われ、京都府菓子工業組合青年部(北川善英部長)が協力した。

 同校の5年生29人は、総合学習の一環として、11月24日に京都大学で行われる、「バーチャルカンパニートレードフェア」に和菓子店として出展し、お菓子を実際に販売する体験をした。

 当日に販売するお菓子のアイデアやデザイン、価格等をすべて児童たちで考える。同校の杉森徳行教頭は「起業家精神を学ぶと共に、仕事の大変さや楽しさを学習するもの」と説明する。

 この日、児童たちは自分たちのお店での商品作りに役立てる為、上生菓子作りを体験した。

 京菓工組青年部の部員達が講師となって、使用する豆などの原材料やお菓子の成り立ち等を説明した後、練切りの「紅葉」「菊」を実演・講義した。

 参加した生徒たちは苦労しながらも楽しみながら制作していた。

 制作が終わると、青年部員による季節のお菓子を楽しむ事の大切さの話が有り、その後、中秋の名月にちなみ、人数分の月見団子の実演・制作が行われた。又、大福餅老舗の西井一樹氏が、「はさみ菊」の見事な技を披露。きねや菓舗の上田悟史氏や、寿菓舗の狩野琢也氏も、「紫陽花」や「鶯」などの上生菓子を児童からのリクエストに応じて作り、歓声が上がっていた。

 京都府菓子工業組合青年部広報・大内直之

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