京都府レポート

2013.07.15

工場見学研修会を開催

食品に関する安心・安全を学ぶ

工場見学研修会 去る平成25年4月15日京都府生菓子協同組合青年部は中央会の研修支援事業の助成を受け滋賀に位置する㈱比叡ゆば本舗ゆば八工場及び美濃与食品株式会社高島工場の2か所の見学研修を行った。これは講演や工場見学、製造体験等を通じ、食品に関する"安心・安全"への対応や知識の向上、衛生管理の手法について学ぶ目的としたもので、親組合、関連業者を含む計14名が参加した。

 ㈱比叡ゆば本舗では、講話とゆばくみを体験。ゆば八の女性社長、八木幸子氏の講話の中で「きれいな心や気持ちで(ものづくり)をしていれば必ずきれいなお菓子となる、そして知恵を使い遊び心を持って夢を売る商売をしてください」など、女性視からの感性を熱く語っていただいた。"感動に対して利益を生む"といった食文化の創造、心と技を学ぶことができた。また、ゆばくみ体験では、一枚一枚丁寧に汲み上げる繊細な工房作業にもこの"女性的なものづくり"が備わっている事に大変感銘を受けた。

 続いて美濃与食品株式会社では、主に工場見学を実施。わらび餅・水羊羹・かりんとう饅頭等の製造工程を見学しながら、衛生上の注意すべき点をまとめた指針を伝授していただいた。微生物、害虫、異物などの混入がない環境を構築させていくノウハウや、各ブースに分かれて作業効率を上げる製法、温度・湿度管理・殺菌作業などの工程など、徹底した環境づくりを習得することができた。

 研修終了後には黒壁の海洋堂ミュージアムや彦根城界隈を観光するなど、盛りだくさんな企画で大変好評かつ有意義な研修会となった。今後はこの貴重な体験を生かし、本事業で得た知識を菓子教室やイベント等にてしっかりと伝え消費低迷の歯止めとしていきたい。

 京都府生菓子協同組合青年部庶務広報担当理事・石塚幸司