がんばろう 福島!
菓子博 震災復興支援感謝ブースに出店
この新聞が出る頃には肩の荷も降りていると思うが広島菓子博のお菓子めぐり館の催事ブースに出店する。今、その手続きに追われている。バカだな~と、思う。いつもやれそうも無いのに無理してがんばる。福島が元気になるようにと思う。
昨年の夏に福島の郡山市であった会合に出席。そのとき広島菓子博のめぐり館に設けられた、震災復興支援感謝の催事ブースのことを初めて知った。福島県はエントリーしていなかった。福島県がこの枠に、出ないとうことはありえないと思ってエントリーを検討した。
県内では他にエントリーを考えている組織もないようで二本松菓子組合青年部としてエントリー。東北・北海道で最後の申し込みだったのでGWしか空きが無い。繁忙時期の販売員の手配は大きい問題。妻に相談したら店から販売員3名を割いてくれるという。あと1名。他店のお菓子屋の息子さんが出てくれる事になった。4名体制。それにマネキンさんを入れて5名。
福島県にも、二本松市にも、NHKにも支援を依頼した。NHKは大河ドラマ「八重の桜」の舞台が福島県だったのだが入場料をとるところはダメらしく却下。県はマスコットキャラクター八重たんを出してくれるという。市からも応援をもらった。広島の県人会の方も応援してくれるという。出店の店舗も集めた。11社。
突然の参加で提出書類を始めわからない事ばかりだったが幹事県、岩手のまとめ役をやっている小沢さんには随分お世話になった。いろいろアドバイスをもらった。そのアドバイスで価格も500円均一にした。
配送の幹事会社日通はGW中動かないとう問題も発生。見込みも立たないのに最初にまとめて送らなければならない。効率よく送るのにダンボールを作成した。
放射能の問題があるので全店舗の商品の放射能検査をした。全商品とも不検出だった。疑問の点が出来れば広島に連絡。広島菓子博の場をお借りして福島県のことがPR出来ればと思う。お菓子の材料はほぼ県外のものだから放射能不検出は当たり前であるが風評を払いたい。
震災直後の復興支援も今は無くなって大河ドラマの恩恵も会津中心で自分たちの地域での実感はない。日本全体、景気が良い訳でもないのに復興支援を望むのも無理な話だ。だからこそ八重の桜のようにめげないでがんばる福島を見て貰いたいと思う。
最後に福島菓子工の水口理事長、佐藤事務局長には多大な応援を頂いた。広島ホームテレビさんにも応援の取材を頂いた。言葉に言い表せないほど感謝している。
福島県二本松菓子組合青年部部長・和田雅孝