栃木県レポート

2013.03.15

「いちご」と「かき菜」で地域に元気を

佐野支部が統一菓子を開発

いちごの想い・かき菜の里 栃木県菓子工業組合佐野支部ではこのたび、初めての統一菓子「葛わらび餅」を開発、商品化しました。

 統一菓子の開発は、佐野支部にとって長年の念願でした。栃木県内では鹿沼支部の統一銘菓作りが盛んで、鹿沼産はと麦粉を使用した「美たまるかすてら」、鹿沼産そば粉を使用した「芭蕉のそば餅」など第三弾まで商品化されています。昨年七月、佐野支部が鹿沼支部を視察研修のため訪問し、統一銘菓のノウハウを懇切丁寧に教示していただきました。

 さて、佐野市の特産品といえば「いちご」と「かき菜」です。かき菜とは佐野市などで栽培されるアブラナ科の伝統野菜です。この佐野産の「いちご(とちおとめ)」と「かき菜」を使って、支部員と試行錯誤を繰り返しました。最終的にいちごは餡に、かき菜は生地に練り込みレシピを決定、透明感のある赤と緑の彩りと、いちごとかき菜の豊かな風味が楽しめる葛わらび餅が完成しました。

 パッケージには、ゆるキャラグランプリ2012において全国第四位(八六五体中)に輝いた佐野市のご当地ゆるキャラ「さのまる」をデザインし、可愛らしさもアピールしています。

 なお、今回の菓子開発にあたりましては、菓子組合鹿沼支部をはじめ佐野市、佐野市観光協会、JA佐野などのご協力をいただきました。私どもは小さな支部ではありますが、徹底的に佐野にこだわり、菓子業界と地元・佐野を盛り上げようと真心を込めて作り上げました。

 また、三月五日から八日まで幕張メッセで開催された国内最大級の食品展「フーデックスジャパン」でも佐野市の出展ブースで統一菓子をPRしました。

 菓子の名称は「いちごの想い」と「かき菜の里」。一個一〇〇円。佐野市観光物産会館、道の駅どまんなかたぬま、東北自動車道佐野サービスエリア等で販売中です。

 栃木県菓子工業組合常務理事・佐野支部長/藤波一博