京都府レポート

2013.03.15

『春の宇治茶フェスタ』にて和菓子体験教室を開催

 平成25年2月2日(土)京都府生菓子協同組合青年部は“わくわく!ドキドキ!第8回春の宇治茶フェスタ”(会場、宇治茶会館・茶業センター)に於いて京の伝統和菓子体験教室を開催した。

京の伝統和菓子の体験教室 これは社団法人京都府茶業会議所が主催する宇治茶のPRを目的とした「宇治茶の産地めぐり、味めぐり」をはじめ、宇治茶スイーツや地元特産品の販売など、昨年のコンセプトを踏襲した宇治茶の魅力を実感、消費拡大を図ることを目的とした参加型イベントで、当青年部は研究事業の一環として「お茶にはお菓子がつきもの」のテーマのもと、「食文化」を切り口に和菓子を作り味わう体験として企画され、昨年に続き強いご要望をいただき開催するに至った。

 体験教室は古谷繁幸部長による挨拶で始まり、一級技能士で明日の名工受賞者でもある上田悟史副部長が講師となり、課題の練り切り桜と菊の2種類をデモンストレーション。職人の巧みな技法を目の前に感嘆の声や時より拍手喝采もあり、会場内は盛り上がりをみせた。

 後に各テーブルに部員が補助につき熱心に指導。1回30数名を3回、小さいお子さんからお年寄りの方まで幅広い年代、計100名を囲んでの実習となった。

 参加者たちは職人の繊細な指使いを参考に指や竹べらをつかって表面に模様をつける工程を真剣な面持ちで取り組み、「難しい」と言いながらも出来上がったお菓子を眺めては喜び、万面な笑顔を見せていた。

 また2年目ということもあり、昨年受講した参加者も多数おられ、講師陣も終始リラックスムードで取り組むことができ、参加者との距離感が近くに感じる事ができた。

 受講後には「普段、何気に見ている和菓子も、この様にひとつひとつ作られているのかと、あらためて感心する」「昨年より上手にできました」「来年もまた是非、参加したい」などの声が聞かれ、大変好評で円滑、有意義な体験教室を閉会した。

 和菓子づくりの楽しさは目と舌を楽しませてくれるだけでなく会話を円滑にし笑顔を咲かせる。それぞれが家に持ち帰り家族と共に作り方を話しながら食べ、ひと時のコミュニケーションを楽しんでいただけたのではないだろうか。

 当青年部は今後も文化イベントを通して地域の方々へ和菓子を身近に感じていただき、関心を深めることができればと積極的に和菓イベントを実施していきたい。

 京都府生菓子協同組合青年部庶務広報担当理事・石塚幸司