神奈川県菓子店

2013.01.15

三浦半島三崎にて

後継者シリーズ④

「宮田屋」3代目川名光義さんと4代目大介さん 今回第4弾でご紹介するのは、三崎港でお店を構える「宮田屋」さんの四代目川名大介さんです。

 「宮田屋」さんは、九十年以上も続く老舗です。現在のご主人は三代目川名光義さんで、支部長として、組合活動に熱心で人望も厚く、何よりやさしさあふれる方です。

 その息子さんの大介さんは、学校を卒業後、東京で十年の修行を終え、三年前から四代目としてお店を支えています。お父さん譲りのやさしさにイケメンで、奥様、保育園に通う息子さん、ご両親思い。なんてステキなんでしょうか。でもそれだけではありません。とてもセンスがいいのです。お店のレイアウトも、流行を取り入れ、セルフサービスの陳列台にお菓子を大皿に飾り、お盆に好きな物を選べるようにして何といっても斬新で若いお客様が自然体で買物している様子に感心しました。

 お菓子も、歴史を守りつつ新しい感覚が一杯で、どれも頂きたい欲求を抑えきれない程でした。常連様や観光客の表情に暖かさ、楽しさがひろがって何ともホッと出来る空間でした。これも、ご家族のおもてなしの心があふれて、幸せ感がお客様にも伝わっているからでしょうか。

 三浦半島は、半島全体が入りこんでいる海岸線が美しく、温暖な気候が生み出す農作物、マグロの三崎港、北原白秋の「城ヶ島の雨」の城ケ島等の観光の街です。京浜急行線三崎口から、三浦大根の大根畑をぬけて三崎港へ。橋を渡り城ケ島をぐるりと一周して遊覧船に乗るのもよいでしょう。港に戻り、マグロづくしの食事を堪能し、マグロ等の海産物そして「宮田屋」さんの銘菓「三浦の華・あわび最中」のお土産はいかがですか。是非、訪れてみてください。キラキラ光る海が、待ってますよ。

 終りに、若き後継者四代目にさらなる前進と期待を託して、ご一家の幸せをお祈りしています。

 神奈川県菓子工業組合事務局・神原裕美子