島根県レポート

2012.12.15

実践から和菓子の歴史まで学ぶ

島根県菓子技術専門校

授業風景 島根県菓子技術専門校は5月より製餡の授業を行い、色々な餡を手作業で作ってきました。さらにその餡を使って和菓子を作る、実技コースが始まりました。これまでに上用饅頭・利休饅頭・黄身時雨・葛桜・こなし等を実習してきました。今年度より全国和菓子協会認定「選・和菓子職」や島根県の優秀技能者賞等の受賞者が新しく講師として加わり、レベルの高い授業を行っています。技能検定2級の課題でもある、小麦粉饅頭・どら焼き・練切(菊)も授業に組み込まれており、特に練切に関しては、三角べらの使い方などを懇切丁寧に指導しています。常に実践的な授業と昔ながらの手法を大切にした授業の両方を取り入れる工夫をしています。実技指導だけではなく、和菓子に関する歴史的な背景なども織り交ぜて授業を進めています。生徒も講師の話に熱心に耳を傾け、質問をしたり、個人的に指導をしてもらったりと楽しみながら、決められた時間を有効に使っているようです。来年2月の修了式には生徒全員の作品を展示して、授業で磨いた腕を披露します。どんなすばらしい作品ができあがるか、講師共々楽しみにしています。

 島根県菓子工業組合・高島佐枝子