栃木県レポート

2012.11.15

那須塩原市スイーツコンテスト

名物となれるスイーツを!

那須塩原市スイーツコンテスト 10月15日に那須塩原市の割烹石山において、那須塩原市スイーツコンテストが行われました。県立那須拓陽高校の生徒が、那須塩原市の農産物を活用し創作したスイーツの中から、「那須塩原らしさ」を備え「物語性」のあるスイーツを「那須塩原スイーツ」として選定し、将来的には「那須塩原スイーツ」として売り出していくことを目的にしたコンテストです。審査員としては、栃木県菓子工業組合、栃木県洋菓子協会、栃木県栄養士会、市内菓子店、市内の高等学校、観光協会などの協議会推薦審査員の他、広報で一般公募した市民約30名、計約70名の審査員によって審査されました。

 審査の内容は、9つのグループがそれぞれ考案したスイーツのプレゼンテーションをみて、審査票の項目に点数をつけていき、その後、試食会場でそれぞれのスイーツを試食し、高校生に質問をしながら、審査票の項目にしたがって点数をつけていくというものでした。我々専門家は、一般審査員とは違った審査項目も設けてあり、製法が適正か、日持ちや型崩れなどは流通に耐えられるか、原価はどうか等、実際に商品化する際に、考慮しなければならない項目についても、審査するよう考えられていました。下野新聞にも、記事が掲載されていましたが、優勝は「Mow びっくりコラボレーション」という、タルト生地に餡をしきその上にブラマンジェを流し、きな粉、黒蜜、をかけ、好みに応じてトマトジャムをつけて食べるというスイーツでした。今回の作品の多くが、トマトを使ったスイーツが目立ちました、もちろん那須塩原市が本州一の生産を誇る牛乳は多くのグループで使われていましたが、栃木の代表的な素材である、苺を使ったスイーツがあってもよかったのではと思いました。今後、我々専門家に商品化の依頼が来ると思いますが、那須塩原、さらには栃木県の名物となれるようなスイーツを産み出す機会になれることを願っています。

 栃木県菓子工業組合理事・渡辺和雄