和歌山県レポート

2012.11.15

紀州ポンカンプリン

水害復興の願い込め

紀州ポンカンプリン 和歌山県菓子工業組合「菓友会」若い経営者のグループでお菓子の売れ行きが低迷する夏場に対応するため、昨年9月11日に紀伊半島を襲った台風12号により未曾有の災害を被った那智勝浦町産のポンカンジュースを使って「紀州ポンカンプリン」の販売をした。

 昨年12月から月に1回ほど集まり試作を繰り返して完成させた。この取り組みは3年目でこれまでにも、県内の食材を生かして「将軍プリン」や「ジンジャープリン」を作り好評だった。

 ポンカンジュースは、串本町や那智勝浦で生産されているものを各店で選んで使っている。

 豆乳プリンの上に甘酸っぱいポンカンゼリーが乗った2層構造で、中に入った軟らかい餅がアクセントになっている。餅は冷やしても硬くならないよう工夫を凝らした。材料に卵は使っていない。

 緑色のようかんをポンカンの葉に、蜜漬けした小豆をへたに見立ててポンカンを表現。

 包装は鮮やかなオレンジ色を使い、全面にポンカンを描いて分かりやすさを重視した。

 器は多治見焼を使い、涼しげな雰囲気に仕上げている。

 ポンカンの風味をまず味わってもらって、豆乳も一緒に楽しんでもらえる。

 水害からの復興への願いをこめ情熱を込めて製造1個280円で販売。

 マスコミからも注目をあびテレビ、ラジオ、新聞にも取り上げられ話題を呼びました。

 和歌山県菓子工業組合事務局長・高橋義明