熊本県レポート

2012.10.15

熊本いきなり団子 ブランド化計画

「熊本いきなり団子部会」発足式 熊本の名物として知られる「いきなり団子」とは輪切りにした生のさつま芋を小麦粉を練って平たく伸ばした生地包み込み、蒸し器等で蒸かした団子です。
 多くの場合、さつま芋と一緒に餡も包みます。

 そのユニークな名前の由来は短時間で「いきなり」作れると言う意味と、来客がいきなり来てもいきなり出せる菓子という意味と、生の芋を調理する「生き成り」(いきなり)と言う語句の意味が重なっていると言われています。

 昔から広く県民に親しまれている熊本ならではのお菓子で、熊本物産展などでは必ず県内事業者が出展しています。

 この度、この「いきなり団子」を熊本固有の商品として守るために「熊本いきなり団子」として地域団体商標登録を取得する活動を始めました。

 熊本県ブランド推進課の協力も得て「熊本いきなり団子部会」を熊本県菓子工業組合内に立ちあげました。

 2012年7月9日には熊本製粉にて「熊本いきなり団子部会」発足式がおこなわれました。

 発足式では、加盟店のいきなり団子が展示提供され、来場者に部会加盟店のそれぞれの特徴のあるいきなり団子を食べ比べてもらいました。

 熊本県の広報部長でもある「くまモン」もかけつけ、メディア各社も取材に訪れ、テレビニュースや新聞にもとりあげられました。

 今後は、加盟店各店にポスターを掲示したり、チラシを配布したり、のぼりを立て、商品には「熊本いきなり団子」のシールを貼り、周知を図っていきます。

 熊本出身の漫画家、吉崎観音作の「ケロロ軍曹」や、同じく県在住の小説家、梶尾真治作の「つばき、時跳び」などにも登場する、熊本県民に愛されている「いきなり団子」。このブランドを守るため、地域団体商標登録取得に向けて、組合員一丸となって取り組んでいきたいと思います。

 熊本県菓子工業組合・野田尚美