北海道レポート

2012.04.15

麦チェン!北海道スプリング・フェスタ

道産小麦を原材料に

道産小麦100%使用の「白い恋人」 北海道が主体となり平成21年度にスタートした道産小麦転換推進事業(麦チェン事業)も3年目を迎えました。

 事業開始当時は麺類(特にうどん)の利用率が高かった道産小麦も品種改良等により最近はパン類への普及も広がりを見せています。当初不作が続いたこともあり量の確保等問題点もある中お菓子に使用する企業も増えつつあります。

 その取組成果を発表する「麦チェン!北海道スプリング・フェスタ」が2月13日に開催され、行政、関係団体、消費者等昨年を上回る302名出席のもと麦チェンモデル地域の取組発表、道産小麦を活用し商品化された関係者による講演会、交流会が行われました。

 交流会では今年も取組地域からの道産小麦製品(パン、麺類、スイーツ等)の試食等が行われました。事業の構成員であります当組合のPRブースには石屋製菓株式会社(札幌、島田俊平社長)のご協力で道産小麦「きたほなみ」100%使用の北海道銘菓「白い恋人」を提供いたしました。

 当日ブースにおいて来場者に商品説明等を行われた同社製造部の庄野係長に伺いましたところ、北海道の企業として道産品を使用したお菓子を届けたいとの思いで2009年より同商品の道産小麦への転換を考えられ、小麦の生産の状況を見ながら計画を進められてこられたそうです。また苦労された点として、道産小麦粉は細かな成分が変わりやすく今までと同じ食感、歯ざわりにするために製粉会社とのテストを繰り返し行ったこと等を挙げられていました。同社のオリジナルパッケージで用意された約200名分の白い恋人は大変好評のうちに無くなり、他のブースも盛況裡のうちに終了しました。ご協力いただいた石屋製菓の皆様にあらためて御礼申し上げます。

 北海道の企業が小麦を始め道産の原材料を使用することで地産地消、消費者の皆様へ安心・安全を届けることにも繋がると思います。今後も関係官庁と連携しながら事業の継続に努めたいと考えています。

 北海道菓子工業組合事務局長・渥美さよ子