東京都レポート

2012.02.15

POWER OF SWEET’S

お菓子と共に、被災地に元気を送ろう

お菓子に添える 「応援メッセージ」 を募集

 被災地の子どもたちにスイーツ(「愛の菓子」)と励ましのメッセージを送ろうと、大阪で発足した「パワー・オブ・スイーツ」実行委員会の趣旨に、全国菓子工業組合連合会(全菓連)青年部が賛同し、2月20~21日に被災地で配布するお菓子と「応援メッセージ」を集めている。全国から集まった約14万個(トラック約100台分)のお菓子に手書きのカードを添え、震災から1年を経た被災地の子どもたち6万人に贈る計画である。

 災後1年ともなれば、人々の当時の緊迫した気持も薄れ気味である。「お菓子は嗜好品なので、被災地支援における優先順位が低く、災後すぐには置き去りにされてきました、でも、身近にお菓子があるような『日常』に戻りたいというのが現地の願いです。今回、被災地の方々にお配りして、お菓子の持つ力は大きいと感心しました」とは実行委員のひとり篠澤俊一郎氏の弁である。こんなところにお菓子の本質が姿を現した。

 「パワー・オブ・メッセージ」実行委員会の代表を務めるのは西山哲穂氏、震災時、愛娘が大阪府立寝屋川高校3年生だった。友人に呼びかけ手造り「励ましメッセージカード」を作成、被災地に送り、毎日新聞地方版にそれが掲載された。娘の行動に感動した西山氏はすぐに、カードにお菓子を添えて送ることができればもっと喜ばれるのではと全菓連青年部長の中島氏に相談、まず中島氏が自社の製品を提供したところ大好評であった。

 こうして「パワー・オブ・メッセージ」実行委員会が立ちあげられた。趣旨に共鳴した大学生の間にも広がり、関西学院大、同志社大、上智大などのボランティアグループも協力、地元「東松島復興協義会」22団体を受け入れ側とするところまで繋がっていった。

 今後は、2月18日に全国からお菓子(賞味期限が2月28日以降のもの)を集荷、20日に福島県(全菓連の大会に合流)、21日には宮城県、岩手県の小学校などで配布する予定。

 参加は個人でも可能。全菓連に加盟する菓子店に設置されたカードに応援メッセージを書き込み(住所・氏名は不要)、全国菓子工業組合青年部に郵送することになっている。

 カードはホームページ(http://sw-message.net)からもダウンロードできる。

 問い合わせは、全国菓子工業組合連合会青年部・中島(TEL 090-8385-9011)まで。

 大阪菓子工業組合・中島孝夫