愛知県菓子店

2012.02.15

井桁堂株式会社の経営

繁盛メーカー様訪問

服部幸三社長  今回は日進市、井桁堂株式会社様に訪問し、服部幸三社長様より、経営の要諦をお聞きすることが出来ました。

 創業は昭和四十九年。昭和五十一年に販売会社ハートリーを設立。他に平成十六年、名古屋フランスを立上げ、洋菓子を手がけておみえです。名古屋駅で皆様御覧になったことと思います。

 経営理念は「お客様のそれぞれのステージに幸せを感じていただけるお菓子を造り、売る会社であり続けます。はたらく人のそれぞれの人生を互いに語りあい、そしてその人生を支えられる会社にします」です。また、実践する心構えを社訓で掲示されております。

 このように、社員教育に力点を置かれ、一番情熱があるのは社長であり、社長が火の塊となり、社員にぶつかるとのこと。現在正社員、パート合計約百名。また、組織の人々心を一つにすべく、現場から日報を上げてもらい、現状、問題、原因、対策、改善方向を確認しています。

 将来の構想は、まず選択と集中をされるとのこと。現在種類が多い為です。少子高齢化のため消費量は少なくなり、おいしくて、腹持ちのしないものをご提供する。日本の季節毎の行事が減っており、日本文化を省みるお手伝いをする。

 お菓子への情熱の生成はご尊父様の菓子小売創業に戻り、菓子問屋様に住み込み修行を二年間し、念願の小売店を開店したが、大型スーパーの影響を受け断念。諸商売をしたが思わしくなく。菓子問屋の修行を思い出し、消費者のお手元に必要なお菓子をお届けしなければと一念発起。名古屋のお菓子を東京の人々にお渡しし、東京のお菓子を名古屋の人々にお渡しをした。ご要望が多く三年間休み無しで働く。東京のお客様がその一所懸命さに感動し、服部社長のお体を心配し、倉庫を紹介された。

 まさしく「天は自ら助くるものを助く」ということで、神様は努力するもののところに降りてくる事を実証されました。私達が危機に面したときに忘れないようにと教えていただいたものと学ぶ事ができました。

 愛知県菓子工業組合広報委員・森清次