山口県レポート

2012.01.15

ものづくりフェスタ2011

「ケーキ作り体験」と「匠の技の披露」

ものづくりフェスタ2011 山口県では毎年「職業能力開発や技能振興について広く県民の理解と関心を深め、技能尊重気運の醸成を図るために実施する」という意義のもと、各種技能団体は匠の技の展示と啓発等、職業高校は企画商品の展示販売、専門学校は学習成果の披露、屋外では物販が出店して、毎年秋にものづくりフェスタが開催されています。今年度は11月6日盛大に行われました。当組合では一般来場者を対象にしたケーキ作り体験とマジパンによるデコレーションケーキのデモンストレーションを実施しました。

 菓子組合ブースは無料ということで300人の整理券はあっというまに終了します。まずは用意しておいたスポンジ台を並べてその場で立てた生クリームを県内で名声を誇る洋菓子職人4名がケーキに仕上げます。それをカットして上のトッピングを来場者(年齢制限なし)が行います。作り立てのフレッシュなケーキにデコレーションして苺と食べる体験は大人から子供まで大変な人気です。

 絞る力加減を教えて、できたケーキを褒めてあげて自信を付ける。地域で活躍中の洋菓子職人ですので、人に教えることはお手のもの。ですが、菓子屋繁忙の秋の日曜日。おいしいという声だけのために店を空けて来てくれることに本当に感謝します。

 隣では県からの要望で5名集めて青年洋菓子競技大会を行う予定でしたが、あいにく昨年までの出場者に様々な事情があり、協力者一名による「デモンストレーション」となりました。若手パティシェが多数いると聞いた店を訪ねたり、専門学校にお願いしたり、洋菓子協会の協力を仰ぎつつ出場者の確保に奔走したものの叶わず、心残りは多々あります。しかし女性が一名、凛として来場者の関心を集めながら3時間で仕上げるマジパン細工を披露してくれました。一名でも来場者の関心は高く、ブースの前ですごいねーと立ち止まる来場者を前に安堵すると同時に、来年以降の在り方を組合として考えています。

 山口県菓子工業組合専務理事・恒松恵子