長野県レポート

2011.12.15

和菓子講習会を開催

地場産食材を活用して

黒胡麻大福、アマランサス大福、胡麻金鍔ほか 本年度計画していた和菓子講習会を去る10月6日、伊那食品工業㈱の新しく出来た専用の施設を会場にお借りし、60名の組合員が参加して開催した。

 今年は南信ブロックに担当してもらったが、事前に県下各支部よりご当地産品でお菓子に活用して欲しい食材を募り、それらを取り入れた和菓子づくりに挑戦した。

 講師には東京製菓学校和菓子科の羽鳥誠先生をお迎えし、新製品について熱心にご指導を頂いたところである。

 さて、今回取り上げた材料としては①アマランサス②胡麻③小豆であったが、いずれも南信地方(上伊那、飯田下伊那)で生産されているものである。

 羽鳥先生がこれらを基に1ヶ月前より試作に試作を重ねられた次の3品を含め5品目についてそれぞれご指導をいただいた。

①アマランサス大福(仮称)
 普通の大福とは違う食感だが歯ざわりが良く、手粉にきな粉を使ったので香りが大変良かった。

②胡麻金鍔(仮称)
 胡麻の香りも良く、平鍋で表面を焼いたところは見た目が良い。

③黒胡麻大福(仮称)
 見た目は真っ黒だが、味、香り、食感共に良好、特に胡麻の香りが優しく感じられ牛皮餅の皮に胡麻蜜入りの餡がよくあい、日持ちも良いようにおもわれた。

 終了後、アンケートを実施したところ回答が多数寄せられ「今回研修で作ったお菓子は、店でも直ぐ作れそうだったので取り組んでみたい」「地域の特色を出した商品の共同開発が必要な時代かも」「材料の特徴等わかりやすく説明いただき参考になることが多かった」等々大変好評を得、新商品の開発と技術の向上に少しでも役立ったかなと手ごたえを感じた講習会であった。

 長野県菓子工業組合事務局長・牛越繁