宮城県レポート

2011.12.15

復興に向けて出来る事

安全、安心なお菓子を造る

米粉いちごだんご 東日本大震災に際しましては、全国の菓子組合様には多大なるご援助を賜り誠にありがとうございました。組合員一同心より御礼申し上げます。全員心温まる想いに感謝いたしております。

 そろそろ当組合開発製品の原料であるFDいちごの仕入れ時期が間近になり一つ心配事があるのです。

 自店の売り上げのかなりの部分をしめる、いちごの畑が全滅する被害を大震災により受けました。復興には数年かかると思います。

 地震発生直前の2月末、組合では、宮城県中小企業団体中央会の組合支援事業の一環で、コンサルタントの先生のアドバイスを貰いながら「FDいちごを使った新製品開発第二段」として、開発委員10名で20数点を開発することが出来、40名のモニターに試食をしてもらい忌憚のない意見を頂きました。  

 自身も2点程新商品を考案しました中で「米粉いちごだんご」(FDいちご、米粉、上新粉等を使った)いちごのプチプチ感と淡いピンクがとてもマッチしたものなどのテスト販売したところお客様に好評を頂きましたので、桜の時期に合わせて大々的に販売を予定し準備をしておりました。しかし、今年は桜がいつ咲いたのか、いつ散ったのかその部分が欠落して思い出せません。残念なことと思っています。私事になってしまった様で申し訳ありません。

 宮城シロメ大豆を使った「きんつば」「豆の香」、そして県内産いちごを使った「仙台いちごまんじゅう」に続いて「米粉いちごだんご」の全ての開発に携わることが出来光栄に思っております。この度は、これらに対するご褒美として宮城県知事卓越技能彰も頂きましたので、まだまだこれからも尽力をしなさいとの表れと肝に銘じておるところです。

 追伸になるのですが、11月20日のローカルニュースでは、県産いちごは被災された農家の方々の努力で30%ほどの収穫が望めるとのこと、私たち菓子業界に出来ることは安全で安心なお菓子を造り続けることをモットーに励む事だと思っております。

 宮城県菓子工業組合副理事長・菅澤譲