長野県レポート

2011.11.15

頑張ってます、地方の小組合!

新製品開発など活発な活動

事業部が作成した段ボール 須坂市は、県都長野市と千曲川を挟んで隣接し、人口5万2千人余りの田園都市です。当市の北東に接する「日本で一番美しい村連合」加盟の上高井郡高山村は人口7千6百余人。共に果樹栽培(りんご、巨峰、ワイン用ぶどう、近年注目を浴びているナガノパープル)の盛んな地域です。須坂菓子工業組合は須坂市30店舗、上高井郡高山村5店舗を合わせ35店で運営されています。組合には事業部(地元新聞への宣伝広告・市のイベント等に参加し、販売促進活動)食品衛生推進部(食品衛生の講習会・巡回指導・組合員の運動不足解消のためのマレットゴルフ大会等)活動をしております。

 近年、須坂市では地元の美味しいフルーツを菓子作りに生かそうと、須坂市商業観光課、フリーズドライ製造会社、食品会社、農協等が一体となりフルーツスイーツ研究会を立ち上げ、年に1度フルーツスイーツコンテストを行い、和洋菓子店・パン店等が、新製品の開発に取り組んでいます。

 又、当地は粉もん文化が戦前より盛んで、ひんのべ(すいとん)ぶちこみうどん(煮込みうどん)等が毎夜のように食べられていました。信州の郷土食おやきは畑の丸ナスを輪切りにし、味噌に油・砂糖で味を整え輪切りのナスに挟み、小麦粉で包んで蒸したものです。当地ではお盆にご先祖様が現世へ無事来てもらえるようにと願った人々の気持ちがこの「おやき」には込められています。各家庭で作られていたおやきを、昭和30年代より県内では最も早く組合の和菓子店で研究・開発し、各店舗の味として親しまれ、地元を離れた人に故郷の味として全国から注文をいただき大変喜ばれています。

 以前は空になった段ボールに詰めて発送していましたが、事業部の提案で須坂・高山の名所を印刷した専用の段ボールを大小のサイズで作成いたしました。信州そば・みそも送れる為、市民の皆様にも大変重宝されています。

 長野県須坂菓子工業組合組合長・清野要一