石川県レポート

2011.11.15

レッツ・チャレンジ「和菓子」!

イギリス人が和菓子作りに挑戦

和菓子作りに挑戦する英国ゲイツヘッド市の訪問団 石川県小松市は今年、英国ゲイツヘッド市との姉妹都市提携20周年を迎えました。20周年を記念し、9月8日には英国同市から議長をはじめとする公式訪問団が小松市を訪れ、日本の和の文化、とりわけ百万石加賀藩が培った茶道や和菓子にふれました。

 特にみなさんが興味を持ち心から楽しまれたのが初挑戦の「和菓子作り」。会場は北陸の名所として有名な「那谷寺」の生雲という小高い山に建つ施設で、日本海と加賀平野を一望できる素晴らしいロケーションの中での和菓子作りとなりました。講師は行松旭松堂(石川県小松市京町)七代目・行松宏展さん。石川県の上生菓子の歴史の説明にはじまり、さっそく行松さんが三角べらで菊、きんとんで萩を手のひらの中で作り上げると「ワンダフル」「ビューティフル」と感嘆と歓声が。続いて全員で和菓子作りに挑戦。みなさん真剣に集中して取り組みましたが、初めてふれるやわらかいあんこが思うようにならず悪戦苦闘…。しかし、行松さんから「最後まであきらめないことが美しく出来上がるコツ」とアドバイスをうけると「ネバーギブアップ!」と熱心に仕上げていきました。中でもチョコレートのパティシエをしているという女性が一番上手で「菓子作りのセンス」というものは世界共通であると感じました。

 その後、みなさんは自らお茶をたてお抹茶と自分で作った和菓子で一服し、茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック長も務める行松さんから説明を受けながら、日本の茶道の心を知る時間をなごやかに過ごしました。

 日本海側で国際便を多数有する「北陸の空の玄関口」とも言える小松空港を生かして、今後も世界に向かって和菓子文化を広く発信していきたいと思っております。

 石川県菓子工業組合事業企画委員会・深沢大