香川県レポート

2011.08.15

日本一長い名の和菓子

「お四国」ちなみ88文字

88文字の創作和菓子の箱と、左は「拝みもなか」右が「へんろの小石」 さぬき市商工会は、四国八十八カ所霊場にちなみ、商品名が88文字の創作和菓子を開発、7月12日から販売を始める。市内に遍路旅を締めくくる上がり3カ寺(志度寺、長尾寺、大窪寺)があることから、霊場を生かしたまちの名物を生み出そうと菓子店などの協力を得て創作した。同商工会は「日本一長い菓子名と思われ、インパクトも十分。全国区のお菓子に育てたい」としている。

さぬき市商工会7月12日発売

 商品名は「願いを結んで 思いを結んで ひとを結んで お遍路さん 四国霊場八十八カ所 暑熱厳寒(しょねつげんかん)山々踏みこえ 巡り巡ってうれしや上がり三カ寺 嗚呼(ああ)生きててよかったと 幸せ味わう創作和菓子 呼ばれたし名は大結願」。通称名は「大結願」で、結願を迎えたお遍路さんを祝福する意味を込めたという。

 菓子の開発には、地域の特産品づくりを支援する国の補助事業「地域資源∞全国展開プロジェクト」を活用。昨年6月に各種団体の代表者らでつくるプロジェクトチームを立ち上げ、菓子店7店が3グループに分かれて試作した三つの菓子の中から1点を選んだ。

 菓子は、クッキー2枚でようかんを挟んで食べる「拝みもなか」と、和三盆を使用したクッキー「へんろの小石」の詰め合わせセット。拝みもなかは、塩漬けのサクラ味、桑の葉パウダー味など3種類あり、へんろの小石も和三盆、イチゴなど3種類のクッキーが8個入っている。価格は1050円(税込み)。市内の道の駅や菓子店で販売する。

 香川県菓子工業組合・岩倉完司