石川県レポート

2011.05.15

触れるからふれあいに

菓子製造実技研修会

菓子製造実技研修会 このたび石川県菓子工業組合では平成22年11月17日(水)に菓子製造実技研修会と題し、「お菓子に触れる」をテーマにC&C金沢にて開催致しました。高木慎司常務理事の挨拶の後、5、6名ずつ5班に別れ、実際に先生と一緒に菓子を作るという新しいスタイルで、受講して頂きました。参加者は合計28名。20代~60代までの幅広い層の組合員さんが参加されました。講師には、日本菓子専門学校和菓子科教師の小野礼司先生をお迎えし、近年話題性のある原材料を使用しながら、できるだけ添加物を使わない素材の味を活かすような商品を5種類教えて頂きました。

 受講された皆様からは、「従来の机に座って聞くだけの講習会より、実技形式の方が内容を理解しやすい」(30代・従業員)や、「自分自身が製造する事により、深く理解する事が出来たと思う」(40代・事業主)など高い評価を頂き、あらためてお菓子の奥深さを感じるいい機会となりました。

 当初は初対面の人も多く、とまどいながらぎこちなく進行していきましたが、一つのお菓子を造るという共通目的のもと、積極的に自分の役割を果たそうとする動きが見られ、いつしか笑顔も生まれました。最終的には、「成功あり、失敗ありで違うお店の方々とのコミュニケーションも取れ、大変面白かった」(40代・従業員)との言葉なども聞かれ、オリジナリティーあふれる形を互いに評価し合い、自然と会話もはずみました。

 今回は石川県で初めての試みであった「お菓子に触れる」というテーマのもと、個々が習得し今後の仕事に役に立つものとなりました。小野礼司先生と受講者との「ふれあい」。受講者同士の「ふれあい」。一つの点が輪となって生まれた「ふれあい」。触れるからふれあいを発見できた今回の研修会でもありました。

 石川県菓子工業組合金沢支部・中村辰男