栃木県レポート

2011.03.15

食糧危機に立ち向かえ!

2月23日 米粉講習会実施される

米粉講習会 「覚醒せよ、国民よ!立ち向かえ食糧危機に!」㈱波里様を会場に行われた「米粉講習会」の内容を勝手に要約し重点強化するとこんな内容になります。準備はできました。必要なのは、ほとばしる熱い情熱だけです。

 なんと一人当たりの米の消費量はピークだった昭和三七年の半分になってしまったのです。かたや小麦は、やれ生産国の干ばつだ、やれ新興国の需要の増大だで値段は上がる一方。安全保障の観点からも食糧の自給率向上が緊急課題であることは自明の理です。笛吹けど踊らず、どんぶり飯を強要できるわけもなし。しかししかし、小麦を年五〇〇万トン輸入しているのですから、その一割でも米粉に置きかえられたら大したものです。

 同志の皆さん、もうできない理由を考えましたか。「やったよ、米粉パン。でも食感がいまいち」今市市はありません、日光市と合併してしまったのですから。国は本気です。 

 現に波里様に並ぶ最新鋭の米粉製造機には血税が投入済みとのこと。従来の上新粉の粒子は100~150μ、新鋭機は40~50μとほぼ小麦粉と同レベルです。試食したパンやロールケーキ、カステラなど従来の米粉製とはずいぶん違います。微粉化により拡大した用途は小麦粉の代替を可能にし、洋菓子や麺類、唐揚げやお好み焼きなどが市販されるまでになりました。「新規需要米連携計画」のもと、生産者への補助を通じた低価格化など環境整備が進みます。小麦に比べ米は硬く製粉工程で多くの水が必要なことから排水処理などコスト面で厳しい所はあるが、米粉需要拡大の為に今以上の技術革新に努めると語る藤波社長からはオーラが出ていました。国の一大事に自分たちのできることを精一杯する。佐野の地に結集した栃木県菓子工業組合の面々は秘めた闘志に火を点け帰路に就いたのでありました。波里様に紙面を通じ感謝申し上げます。

 栃木県菓子工業組合専務理事・斎藤友紀雄