長崎県レポート

2011.01.15

シュガーロードと昇龍

「これ!おかし!」と大きな評価

昇り龍 現在長崎市では、食推進室が中心になって、3県10市(長崎県/長崎市・諫早市・大村市・平戸市、佐賀県/佐賀市・嬉野市・武雄市・小城市、福岡県/飯塚市・北九州市)で2008年10月にシュガーロード連絡協議会が発足し、情報の交換やイベントによるPR等が行われています。

 それで、長崎の出島では、10月10日~12月12日まで「シュガーロードフェスタin出島」と題して、イベントが開催されています。砂糖が長崎にたくさん入って来た事で、長崎の文化や日本の食文化に大きく革命を与えた事です。

 特に砂糖と卵を使うようになった事であるといわれています。従って、長崎=砂糖となり、甘くない食べ物の事を「長崎の遠かねぇ~」と言われるようになったわけです。

 このイベントに合わせて長崎市より長崎県菓子工業組合長崎市支部が、龍馬に因んで龍の工芸菓子の型「1m」をオブゼとして依頼をされました。これまで小さな組工菓子はあっても1m位の大型の工芸菓子は初めて。しかも、デッサンから完成まで2ヶ月しかなく、若手を含め十三名位で交替しながら、作り上げる事が出来ました。頭は餡平と雲平、胴体はほぼ雲平で製作いたしました。

 支える物や顎、胴体を支える物等で、それからもう大変でした。

 しかし青年部「菓青会」との連携があり合同製作する事で若者との距離が縮まったと感じ大変有意義であったと思います。

 完成した龍は、「昇り龍」と名付け、四神の東方の神である青龍を型取りしました。

 この神は、青龍の頭は大きく作り上げ、口は大きく開き、神のご加護を頂くようにと考えました。

 おかげさまで、市長はじめ関係者又外来者の皆様にも「これ!おかし!」というように大きな評価を頂き、製作者をはじめ組合員もホッと一安心した所であります。

 龍は、元は鯉であり龍門を登ることで鯱、そして龍にと化身し出世すると言われます。

 私達にとっても、この事で大きな躍進になることを期待したいと思います。

 長崎県菓子工業組合理事長・岩永徳二