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小学校で菓子教室を開催

京都のお菓子と文化継承を願って

菓子教室の様子 京都府菓子工業組合青年部は10月12日(水)に京都市立御所東小学校において菓子教室を開催いたしました。これまで「京都の良さ」を調べる授業の一環で、平安神宮や老舗旅館など京都の良さを様々な角度から学んでこられた3年生42名を対象に開催しました。

 部長西井一樹(大福餅老舗)の挨拶で菓子教室は始まり、「菊」「紅葉」の2種類の練り切りを生徒に説明しながら実演しました。めったに見ることのできない練り切りの実演を前に、生徒の表情は真剣そのもの。練り切り2品が完成すると大きな歓声があがりました。

 続いて生徒たちによる体験に移ります。初めての体験に子供たちは苦戦しながらも、友達どうしで協力しあいながらそれぞれ2品を作り上げました。その後は生徒たちから青年部員への質問タイムが設けられ、「練り切りを作る時のコツはありますか?」「職人さんでも失敗することはあるのですか?」「何年くらいお店をやっているのですか?」など、これまで京都の良さを学んできた子供たちから時間いっぱい質問をいただきました。

 最後の感想では、「初めての経験でとてもむずかしかったけど、楽しかったです!」や「職人さんはやっぱりすごいなと思いました」という嬉しい言葉もいただきました。子供たちの和菓子作りに向き合う真剣な表情と、出来た時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。今回の菓子教室を通じて、子供たちが和菓子や京都の文化を感じて、受け継いでいってもらいたいです。

 京都府菓子工業組合青年部広報・市川智裕

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