滋賀県レポート

2022.11.17

餅・菓子の祖神 小野神社餈まつり

3年ぶりに従来とおり斎行

「しとぎ」のお供え 小野神社では、1200年来伝承されている古式餈大祭と国内の菓子業界代表者による餈奉賛会の餈大祭とともに3年ぶりに11月2日に従来とおり斎行されることになりました。

 新型コロナ感染症によりこの2年間は関係者による神事のみで斎行され、参列者もなく非常にさみしい餈大祭でした。

小野神社 小野神社氏餈祭りは、宮司一拝から始まり、采女による「しとぎ」のお供え、献菓使による「餅」・「代表銘菓」の献上、宮司祝詞奏上につづき献菓使祭文奏上、そして采女「御菓子」のお供え、裏千家淡交会奉仕者によるお茶の献上とつづき、湯立神楽が行われる。そのあと宮司につづき奉仕者、参列者の玉串拝礼があり宮司一拝、宮司のあいさつで締めくくられます。祭事の後は、裏千家淡交会の皆様によるお茶席もあり、参列者の皆様にいただいております。本年度の献菓使には、滋賀県菓子工業組合から彦根の山元直樹氏、米原の常喜誠氏、長浜の鹿取重之氏にご奉仕いただきます。

 小野神社餈まつりで供えられる「しとぎ」とは、毎年5月第2土曜日に行われる「お田植え祭」で神田に植えられた餅米を「拔穂祭」を経て収穫し、その餅米を水に浸しておき、生のまま木臼で搗き堅め、藁の「ツト」に納豆のように包んだものです。(写真)

 まだ収束とまではいかない感染症状況ですが、一人でも多くの方々にご参列いただければ幸いです。

 滋賀県菓子工業組合理事長・竹内晴久