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橘本神社菓子祭・全国銘菓奉献祭

菓子業界の発展を祈る

神殿にお供えの全国からのお菓子 第58回菓祖橘本神社銘菓奉献祭が和歌山県海南市下津町橘本、前山宮司のもと同神社で行われ菓子メーカーの関係者が参列し業界の発展を祈願した。ミカンと菓子の神様とされる「田道間守(たじまもり)」が西暦57年に橘本神社の旧社地「六本樹の丘」お菓子の起源とされるかんきつ類・橘を中国から持ち帰り日本で初めて植えたとされる橘本神社、北海道から九州まで全国各地の菓子メーカー約185社から奉納された和菓子や洋菓子が神前に並べられた。

玉串奉奠を終えた中井理事長 境内にはメーカーの代表者約60人が参列し、前山宮司が業界の発展を祈る祝詞を奏上し巫女が「浦安の舞」を披露し参列者が玉串をささげた。いつも神事の後には近隣の方たちへの餅投げが催されるが新型コロナウイルス蔓延が収まらないので、今年も昨年に続き中止となった、神事のあと社務所で直会(なおらい)をして解散となった。奉納された菓子は社会福祉団体に寄付される。和歌山県菓子工業組合の中井啓祐新理事長は「ロシアのウクライナ侵攻で世界的な食料不足と天然ガス供給不足の悪化で原材料の高騰が心配されるのと、併せて新型コロナウイルス蔓延の一日も早く終息する事を祈願した」と話した。

 和歌山県菓子工業組合事務局長・高橋義明

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