福島県レポート

2022.05.16

酣プロジェクト

第七回福島県産業賞を受賞

審査会ディスプレイ 福島県内で「独自の光る技術」を持つ企業や「伝統を守り、地域性豊かなものづくり」を続ける人材などに、社会的な評価を与えることを目的とし、また、その活動の情報を発信する中で、新たな市場開拓につなげるなど、県内の企業活動・ものづくりを応援し、人材育成等を通して経済の活性化を図る目的で制定された福島県産業賞で特別賞を受賞しました。

 普段は良きライバルである県内の菓子店が力を合わせ「ふくしまの菓子」をPRし、後継者不足による廃業、原発事故の風評被害、そしてコロナ拡大によるイベントや観光の自粛等、業界を取り巻く環境が厳しさを増す中、福島県菓子工業組合では、東日本大震災及び原発事故を契機に、積極的なPR、ブランディング事業を展開してきました。

 2021年、金賞受賞数8回連続日本一の偉業を成し遂げたふくしまの日本酒とコラボした「酣(たけなわ)プロジェクト」を立ち上げ、発表会・販売フェアを行った。「ふくしま」にこだわった斬新な取組みはメディアや消費者の注目を集め、組合では現在も組織の団結力を活かし、力を合わせて「ふくしまの菓子」を全国に発信しています。

表彰式 今回の受賞理由の一つ、酣プロジェクトの一環で『たけなワングランプリ』のイベントが行われました。三の部門で十一菓子店、十三酒蔵から十七品が寄せられ消費者から写真共有アプリ「インスタグラム」で募った「いいね」の数を踏まえ福島市出身のタレント、なすびさんら五人が審査しました。その結果、贈答部門は白河市の坂本総本店と有賀酒造のコラボした「釜子陣屋地酒入桝ケーキ」、おやつ部門は本宮市の菓子処いづみやと大天狗酒造の「ち~ず酒すふれ」、おみやげ部門は白河市の大黒屋と千駒酒造、大谷忠吉本店、有賀酒造、矢吹町の大木大吉本店の「白河蔵めぐり酒ゼリー」がそれぞれ最優秀賞に選ばれ、2月25日福島市のコラッセで行われました。

 3月19、20日には県観光物産館でグランプリに出品された商品のうち十三品が販売され初日は行列ができるほどの盛況でした。

 福島県菓子工業組合副理事長・菅野嘉春