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一関お菓子スタンプラリー大好評・昨年を上回る応募数

地元菓子店応援企画

抽選会 新型コロナウイルスの感染症の拡大で、売り上げが低迷する菓子業界の活性化を図る目的で「一関お菓子スタンプラリー」が岩手県菓子工業組合一関支部、東磐支部の主催により、令和四年一月六日から二月二十日の日程で行われた。一関お菓子スタンプラリーは、コロナ禍で苦しむ菓子製造小売店支援の一環で、地元のお菓子の良さを知ってもらおうと昨年度に引き続き二回目の実施となった。一関市は香川県に匹敵する広さで、市内に当組合の支部が二支部あることから、円滑な事業運営の為、一関商工会議所の全面的な支援を受け、事業に賛同した一関市内と隣接の平泉町の菓子・パン店、四十五店舗が参加した。今年は大雪が続いた為、一月は応募が百件程度に留まっていたが、二月に入り、地元道の駅、産直で応募用紙の配布を始め、地元FMコミュニティーラジオの宣伝効果も相乗し、最終的に前回を上回る九百三十五件の応募数があった。

 応募方法は、参加各店で配布された応募用紙に、五百円以上のお菓子を購入するとスタンプが一個押され、異なる店舗のスタンプ四個を集めると応募ができる。抽選で「岩手県菓子工業組合加入店舗」のお菓子詰め合わせセットが当たる方式で、岩手県内のほか、宮城県北地域や旅行客と思われる首都圏在住者からの応募があった。

 二月二十四日に行われた抽選会では、当組合の小野寺眞利副理事長、千葉修己一関支部長、柴田健二東磐支部長の三名が慎重に抽選作業にあたり、A賞(五千円分の地元特産品セット)、B賞(二千円の菓子折)、C賞(千五百円分の菓子折)計二百個が当選者へ届けられた。

 今回のイベントについて、千葉一関支部長は「今回は繁忙期で無い時期で応募数が心配されたが、応募が多かったことには驚き。お客様の関心が高かったということで大変感謝している」、柴田東磐支部長は「前回よりも応募が多かったということでお客様も楽しみにしている企画になった。継続して実施したいと思う」、小野寺副理事長は「菓子屋は季節の語り部で、努力して季節を表現している。ぜひ各店へ足を運んで季節を感じてもらいたい」と語った。

 当組合では、引き続きコロナ禍で低迷した菓子業界の活性化に積極的に取り組んでいく所存である。

岩手県菓子工業組合・小沢仁

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