大阪府レポート

2022.02.16

菓子研究団体 大阪二六会

コロナ禍でも出来る和菓子文化の拡散と技術向上への取り組み

おおさか八尾・東大阪お菓子めぐり 菓子研究団体『大阪二六会』では毎月26日(土日・祝日の場合は翌日、翌々日)に例会・講習会を行います。

 多い時では150名を超える会員さんが集まり、熱心に講習に耳を傾ける者、出品作品を提出し先輩会員にアドバイスを求める者、情報交換に勤しむ者など、何か自身の成長のヒントを求めて活気に満ち溢れています。

 しかし、一昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、講習会場に大勢が集まっての例会が困難になり、休会せざるを得ない状態が続きました。

藤原厚子氏 役員会もなかなか開催出来ない中でしたが、令和2年9月24(木)~28(月)の期間に、大阪府菓子工業組合様主催のイベント「おおさか八尾・東大阪お菓子めぐり」にて工芸菓子展示と和菓子体験教室の打診を頂き、当会役員・有志で参加致しました。参加したメンバーは、久々の機会という事もあり、和菓子技術者として、二六会代表として心を込めて取り組みました。

 会場のリノアス八尾では、感染対策をしっかり行いながら、多くのお客様に和菓子文化に触れて頂きました。ご来場頂いた方々は、並ぶ工芸菓子作品に見入り、感心しながらカメラに収めて頂き、和菓子体験教室で和気藹々と和菓子作りに取り組んで頂き、コロナであらゆるイベントが自粛となる中、久々に充実した時間を過ごして頂けたと思います。我々職人も、お客様にも良い時間を過ごす機会になったと思います。
複数種類の薔薇のお菓子 令和3年度になり、講習が全く行えない状況を打破する為に、役員会でリモート講習にチャレンジする事が決まりました。必要な機材や知識、環境を急いで整備し、令和3年10月26日(火)に第1回のリモート講習を行いました。講師は、当会副会長、㈱浪速育松月の藤原厚子氏。技術団体の講習にふさわしい、色んな技術を披露して、複数種類の薔薇のお菓子を講習致しました。

 今後も、コロナの状況に合わせて出来る事を模索しながら、和菓子技術の向上と和菓子文化の発展に貢献出来るよう、役員一同取り組んで参ります。

 菓子研究団体大阪二六会会長・西尾智司