秋田県菓子店

2021.07.16

一期一会

「初心を忘れず」新たな商品を

さくらの木 「小京都角館」にご縁があり42年前33歳の時に洋菓子店を開業しました。当初はまだ観光業が盛んではなかったので、小さな喫茶店とケーキショップを営みました。お店の顔になる商品として「さくらの木」今でいうレーズンサンドに似たお菓子で人気を集め、現在もおやつに、お土産に、リピーターさんから愛されています。20数年前より観光業も盛んになり遠方のお客様が地産のお菓子を求められるようになりました。傾向の変化に合わせて、当社も地元の栗園さんとコラボして「西明寺栗」という品種にこだわった栗のお菓子の製造販売を始めました。

西明寺栗 「日本一大きい」といわれる西明寺栗をあますことなく販売したく、そのまま丸ごと洋菓子にアレンジし、魅力あふれるこの栗菓子は大きさによって金額が変化する新しい販売方法を取り入れお客様も楽しみながら購入していただくことができています。

 西明寺栗は収穫量が少ないながらも栗農園さんの協力をもらい通年販売できるように加工作業に励んでいます。地元の新聞や雑誌TV等多数西明寺栗に興味を抱いていただいたので、取り上げていただいた商品は看板メニューにとなっていきました。春にはお店から一望できる桜並木にちなんだ桜のお菓子がお土産に好まれ、秋には紅葉散策しながらお立ち寄りいただいたお客様に大人気の西明寺栗菓子。と時代の流れで観光として来られるお客様向け商品が増えたように思えます。

角館プチフレーズ その中でも西明寺栗にこだわって作ったモンブランケーキは2階喫茶スペースにてお召し上がりいただくことができるので、お客様の声がダイレクトに聞けてすごくうれしいです。

 素材の風味と食感を大事にしているこだわりがきちんとお客様に届いているのは本当に幸せを感じます。今後も「初心を忘れず」新たな商品を生み出せたらいいなと思っています。

 秋田県菓子工業組合・角館菓子工業組合会長・佐々木正昭