山形県レポート

2021.05.17

「お菓子な土曜日」キャンペーン

米沢市菓子組合コロナ禍対策

チラシ表 米沢市菓子組合(組合員24名、理事長・髙橋良三)では毎年何かしら事業を総会で決め行事に入れております。

 2年前までは米沢市農林課とタイアップし「りんごフェスティバル・スイーツカフェ」を10年間継続し、多くのファンを作りながら市民の皆様に楽しんでいただいておりました。
チラシ裏 しかしながら、りんごを使ったお菓子を審査し、グランプリを選び、組合員各店での販売へと繋げてきましたが、マンネリ化の兆しも見え始め、10年目をくぎりとし、またコロナ禍の発生もあったことを機に幕を閉じました。

 それまでは保健所とタイアップし山形県内地区ごとの野球大会を催したり、NHK大河ドラマ「天地人」の時には直径3メートルのジオラマを作製し、多くの米沢市民はもとより県外の方々にも大変喜んでいただきました。

 昨年のコロナ禍による売上高減少と購買客減少の対策として米沢市より打ち出された消費喚起促進事業費補助金制度を聞き、若者の中で今がんばって力をつけている㈱リゾリューションズ代表の高野様の提案と助言をもとに、早急に補助金申請をし、米沢市より内諾が得られました。

 どの様なやり方なら、お客様に気軽に参加し喜んでいただけるか、購買に繋げることが出来るかを考え、「甘いものは疲れを取るために必要、家族団らんの一助」をコンセプトに、一番来客のある土曜日に焦点を合わせた「お菓子な土曜日」キャンペーンを昨年9月1日から12月31日までの4カ月間にわたり展開してまいりました。

のぼり 最終的に応募件数が1386件、インスタグラムでの応募が27件、計1413件の応募があり、キャンペーン期間中はポイントカードをもらった老若男女の方々が来店され、参加店の半数近くを投稿するinstagramユーザーもいたり、このキャンペーンが多くの方々が米沢市内の各菓子店を回遊された結果に繋がったことがわかりました。

 ポイント応募にはハンコが必要な為、各菓子店を回ってくれる人もいれば、同じ店舗に何回も来られる方もおられ、いずれも購買のきっかけになりました。

 さらに、ポイント2倍の土曜日にはポイントカードの減りも早く、来店客数がいつもの土曜日より多く、売上が増加し、またリピーターが多くなってきていることもわかりました。
 また、商品券発送の翌日から早速使用する方には、キャンペーンの感想などを聞きながら認知度が高まるよう努めました。しかしながら、キャンペーン終了後この施策を知らなかった人や、後から知った人もいて、告知の難しさを感じました。

 今後行う機会があれば周知をより徹底し、市民の皆様に地元のお菓子屋さんをもっと知っていただき、気軽に購買いただけるような環境作りに力を入れていきたいと思います。

 山形県菓子工業組合副理事長・米沢市菓子組合理事長・髙橋良三