鳥取県レポート

2021.04.15

星取県

お菓子で地域の宝をPR

【いけがみ】しあわせ願い星 「松葉がに」で有名な鳥取県は、冬は「蟹取県」に改名し、2017年以降は年間を通じて「星取県」も名乗っている。

 鳥取県は、環境省が実施した全国星空継続観察において、「星の見えやすさ」で何度も日本一に輝いた。どの市町村からも天の川が見える鳥取県は美しい星空が自慢だ。

 井上靖は、昭和20年、空襲の大阪から鳥取県日南町へ妻子を疎開させた。その間、自身もたびたび、この地を訪れ、輝く星の美しさを「天体の植民地」と称した。

 世界的な彗星ハンターである本田実は本田彗星をはじめ12個の彗星、11個の新星を発見し、当時の世界記録を樹立した。鳥取県八東町名誉町民であり岡山県倉敷市名誉市民でもある。岡山県から鳥取県の実家に帰省していたが、「岡山側は夜空が明るいが、鳥取県に入るととたんに暗くなる」と言っていたそうだ。

 地域の宝をPRすることも菓子業界の大切な役割だ。鳥取・島根両県の菓子屋が「星取県」を応援している。以下は鳥取県ホームページから転載

【いけがみ】米子市「しあわせ願い星」

 鳥取県大山産の有機栽培茶「大山みどり」を使用した抹茶あんと、ほどよい甘さと粒感を追及したつぶあんの2種類のあんこを楽しめる星型の手作りもなか。

【寿製菓】米子市「鳥取 星取砂丘キャラメル(ソーダ&ミルク味)」。

 星空をイメージしたキャラメルはソーダ味、鳥取砂丘をイメージしたキャラメルはミルク味。

【岡本製菓】倉吉市「とっとり星取物語」

 「星取県」鳥取の美味しいキラ星。星のカタチに焼き上げたサクサクと香ばしいお菓子。最中の器にサブレ生地を合わせた。

 以上は鳥取県菓子工業組合所属、以下は島根県菓子工業組合所属

【風流堂】願い星【彩雲堂】松江市「満天」

 夏の夜空いっぱいに瞬く満天の星々を小豆羹と錦玉羹の棹菓子に写した夏(6~8月)の限定品。鳥取県内の店舗では星取県のシールを貼ったパッケージで提供されている。

【風流堂】松江市 即席しるこ「願い星」

 こし餡のおしるこで、星や色とりどりの浮き菓子が浮かぶ。お水でも溶けるので、冷やししることしても楽しめる。

 鳥取県菓子工業組合理事長・小谷治郎平