新潟県レポート

2021.03.17

HIYORIKA(日和菓)への想い

和菓子のケータリング

写真① 日本全国どの季節にも、ハウス栽培の野菜や果物が並び、何時でも好きなものが手に入れられる時代になって来ました。日本の特徴である四季が食を通して感じにくくなってきている昨今です。

 そんな中で和菓子の魅力ともいえる季節感や職人の繊細な技術を身近に楽しんでもらいたいという想いからHIYORIKA(日和菓)というケータリング事業を立ち上げた若手職人がいます。この和菓子のケータリングとは、お客様からの依頼先へ直接出向き、和菓子を提供するサービスです。ただ和菓子を召し上がっていただくだけでなく、和菓子を中心として四季の花や普段見る事のない和菓子の木型などを飾り〝和の空間〟を演出する事で、和菓子の魅力を感じてもらえるサービスです。

写真② 和菓子のケータリングは全国でも稀だと思われます。立ち上げてまだ4年余りですが、パーティーやイベントを中心に需要があり、また有形文化財に登録された建築群のある豪農の館や外国車の展示場など多種多様な所で実施されてきました。

 特徴は通常の物より小さいサイズの和菓子です。参加した方に少しでも多くの和菓子を召し上がっていただき、良さを実感してほしいと思っています。子供にも食べ易く、実際にケータリングを行った顧客からの評判も上々で、和菓子の再発見に繋がっています。

 ただ、昨年来のコロナの影響で現在実施出来ないというのが実情であり、1日も早くコロナが

収束し、HIYORIKA(日和菓)で皆さんに和菓子の美味しさと素晴らしさを伝える事が出来るよう願っています。

 尚、HIYORIKA(日和菓)のPRは現在ホームページでのみとなっており、今後一段と活動を普及させる方法の構築が課題と思われます。

 新潟県菓子工業組合専務理事・古川雅英