宮崎県菓子店

2021.03.17

押川春月堂

ケーキとパンのコラボ商品

生メロンパン 押川春月堂は、まだ砂糖が配給制で貴重だったと言われる昭和元年(1926年)に宮崎県川南町に和菓子屋として創業しました。

 以来、地元に根付いたお菓子づくりをつねに心がけ、歴史ある伝統和菓子から最新の洋菓子まで、様々な種類のお菓子を、80年に渡り日々ご提供させていただいております。現在では、宮崎県川南本店と高鍋店、イオン宮崎店、カフェオルキデ、川南プラッツ内のドラゴンアンドクラウン(フレッシュドリンク専門店)の常設店を構えております。また「私たちが生まれ育った宮崎県そのものをお菓子を通じて表現する」という押川春月堂の理念のもと、地元の皆様にご協力をいただき、お菓子の材料には、新鮮な県内産のものを積極的に使用させていただいております。さらにもっと多くの方に当店のお菓子を味わっていただきたい、その想いから、全国数多くの百貨店の物産展等に参加し期間限定でのお店として出店させていただいております。また、催事に参加によるマーケティングリサーチで得た知識を基に、新商品の開発と販路拡大に努めております。

押川春月堂本店 当社のカフェブランド店オルキデでは、発酵バターのクロワッサンを始め、チョコリング、あん食パン、メロンパン等のベーカリー商品の製造販売を行っており、その中でもメロンパンが、宮崎青果市場で人気話題商品となり順調に売上を伸ばしてきました。当店はケーキ屋が本業であり、工場には当社自慢の純生クリームがふんだんに在庫としてあります。それならば、ケーキ屋さんのつくるメロンパンを製造しようと、メロンパンの中にケーキに使用する生クリームを注入したのですが、生地とクリーム量のバランス、生地の食感とクリームの食感のバランス等の問題点(通常発酵させると生地のキメが粗く滑らかな食感の生クリームとバランスが悪い等)が課題としてあがりました。試行錯誤の上、生地を低温熟成発酵させる事により、キメの細かい生地の生メロンパン(ケーキとパンのコラボ商品)を誕生させる事ができました。商品は全国の物産展にて販売を開始し、話題となり各メディアに取り上げられるまで成長いたしました。生メロンパンはネット通販や、卸販売等順調に販路を拡大しており、当社の代表商品「とろける生チーズケーキ」に次ぐヒット商品の誕生となりました。今回は純生クリームを使用しましたが、マンゴーや、日向夏、地元の栗等の宮崎を代表する食材を使用したクリームを開発し、バリエーションを持たせる事で、宮崎にはこんなに美味しい商品があるのだと知っていただき、全国に地元宮崎をPRし貢献できればと考えております。

 宮崎県菓子工業組合・株式会社押川春月堂本店・松永浩