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大阪菓子会館橘本神社神殿前にて新型コロナウイルス収束と業界繁栄を願い

菓祖神祭 大阪府菓子商工協同組合連合会、近畿菓子卸商業組合、大阪府菓子工業組合、㈱大阪菓子会館合同主催による恒例の菓祖神祭は、1月8日(金)午前10時より大阪市西区北堀江の大阪菓子会館橘本神社社殿前において15人出席の下、橘本神社前山和範宮司により斎行、丑年の業界繁栄を祈願した。

出席者 司会の中野幹・大菓工副理事長が「昨年は、新型コロナで常識を覆される年だった。第3波に入ったとされ、緊急事態宣言の発令など、たいへんな年明けとなったが、こんな時こそ神の力に頼りたい。疫病退散、景気回復を皆さんと共に祈願したい」と挨拶し、神事に進んだ。体感温度が氷点下という寒さの中、修祓、献饌、祝詞奉上、玉串奉奠、撤饌まで厳粛裡に執り行われた。玉串奉奠では、大菓工より代表で井上源造副理事長、大阪菓子会館より代表で古田鶴彦氏、近菓卸商組より上村繁典理事長、続いて大阪府生菓子協同組合をはじめ各工組の代表者らが行った。

 直会はじめに、大菓工・井上副理事長が挨拶で参集への謝辞を述べたあと、前山宮司が「昨年は、田道間守命公が亡くなって1950年の祭りを予定していたが、新型コロナの影響で延期となり、今年の10月に予定しているので参集いただきたい。また、社殿修復に向けて、5月より本殿の屋根の葺き替え工事を控えており、菓子業界皆様のご支援を賜りたい。コロナが鎮まり、業界が発展されることを願っている」と述べた。

前山和範宮司 続いて近畿菓子卸商業組合の上村理事長は「例年は得意先回りや新年互礼会がありましたが、理事長を務めて4年、今年初めて菓祖神祭に参加させていただきました。寒さの中、コロナに負けない清々しい気持ちになることが出来た」と話し乾杯を発声、お神酒を頂いた。新年のあいさつを交わし、短い歓談ののち感染拡大防止への配慮から食事は持ち帰り、解散となった。

 大阪府菓子工業組合副理事長・森田政勝

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