千葉県レポート

2020.11.16

HACCP講習会開催

小規模店対象

HACCP講習会 千葉県菓子工業組合では、2020年10月8日に講師に前全菓連専務理事の山本領氏をお招きして「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の講習会を行いました。

 2020年6月より施行されたHACCP(2021年より義務化)は菓子製造業でも重要な法令になります。にもかかわらず、コロナ禍で周知や指導に遅れを取っていて、組合員の中でも理解されていない事業者が多かったので、組合員で小規模事業者(製造部門従事者50名以下)を対象に講習会を開催しました。

 コロナ禍での開催なので、密にならないように定員を20名程度とし、消毒や換気を心がけて感染予防対策を行いました。講師にもマスク着用のまま講義を行っていただきました。

 講習内容は、昨年全菓連から配布された「HACCPの考え方を取り入れた菓子製造業における衛生管理計画作成の手引書」を参考にして、冊子の作成に携わった山本氏に解説していただきました。

 食品業界全般でのHACCPはとても複雑で難解なところがありますが、菓子製造業小規模事業者は、①策定計画を立てる ②計画に沿って製法分類で各商品を分類 ③策定計画の実行 ④記録 ⑤保管 というプロセスを守れば設備投資やコンサルティングなど必要が無い事が解かりました。

 策定計画も全菓連のホームページから雛形をダウンロードできるので、その活用方法など細かく指導していただき、質疑応答も含め90分の講義はとても充実したものになりました。

 受講者の中には、少し面倒になるが今まで行ってきた衛生管理を徹底していけば大丈夫だと胸を撫で下ろす方もいらっしゃいました。

 まだまだコロナ禍で講習会など軒並み中止になっている世間ですが、今まで組合の講習会に足を運んだことがない組合員から数名参加意向があったので、感染予防対策をしっかり行い開講できたことはとても喜ばしいことでした。

 千葉県菓子工業組合副理事長・池田尚史