群馬県菓子店

2020.08.19

音楽の家「ラメーゾン」

一人一人の要望にお応えする

アップルパイ 群馬県高崎市の田町北信号角に、昭和22年創業の欧風菓子の店ラメーゾンとし営業いたしております。初代が創業した当初は高崎の文化人たちが集まる場として、また戦後の荒廃の中から誕生した高崎市民オーケストラ(後の群馬交響楽団)の練習場があったことで知られています。戦後間もないころのことで、コーヒー豆を調達するのも大変でコーヒー豆が少なくなってくると大豆を炒って混ぜたということでしたが、高崎の街角に久しぶりにコーヒーの香りが漂いました。2階で練習をする楽団員のもとに、コーヒーの良い香りがしてきたということです。昭和62年に現在のビルになりました。店の前半分でケーキの販売、奥半分喫茶店になっています。最近では人通りが少なくなりましたが、永年の変わらぬ味を求めて来店してくださるお客様が多くなりました。特にアップルパイは多くの皆様に喜ばれる商品で材料の吟味と生地については細心の注意を払っています。10数年前にフランスより数年間の修行をした三代目が跡を継ぎ飴細工や新製品開発に力を注いでいます。

ラメーゾン 当店は家族と数人のパートで製造販売をしていますが、コンビニやスーパーではできない一人一人のお客様のご要望にお応えして小回りの利く商品作りを目指しています。お客様の中にはキャラクター、似顔絵はもとよりこんな感じのケーキと口頭で注文をして下さる方もいらっしゃいますが中には自分でも考えられない物をおっしゃる方がいます。本当に勉強になりました。世の中には多くの人がそれぞれの考え方や趣味、趣向を持ち生活をしています。当店の様な小規模事業者は一つ一つの仕事を丁寧にお客様のご要望にお応えする事が生き残る方法ではないでしょうか。私はもう72歳ですがまだ72歳、身体は元気のつもりです。毎日のお菓子作りがお客様の笑顔で励みになり楽しく作業しています。

 毎日楽しく身体を動かすことが元気の源と思います。

 群馬県菓子工業組合監事・米山誠郎