青森県レポート

2020.07.16

出来ることはすぐ実行する

消費者の期待に応えイベント開催

和菓子作り体験 青森県八戸市は県南地方に位置して人口23万人の中核都市で市制90周年を迎えることが出来ました。工業港として北東北の拠点として重要な役割を担っております。漁業も盛んで全国にさば缶を出荷して「八戸前沖さば」のブランドは高い評価を頂いております。

 菓子業界を取巻く環境は中々厳しいものがありますが、活路を見いだし前進しなければなりません。世の中は動いており何もしなければ後退すると思います。

八戸いちご親子デコレーション作りの教室 その中で今年は屋内400メータートラックスケートリンクと屋内ホッケーリンクが完成しました。中心街に隣接しています事が特長ですから今後沢山の大会が開催され来県者も増加すると期待しております。

 新商品の開発をはじめ、消費拡大を願い組合で出来ることは何かをテーマに意見を出し合い事業を展開しております。出来ることはすぐ実行する事が重要です。

 そこで、八戸市食育推進審議委員会に所属してこれまでに31校の小中学校を訪問して延べ2786人に無料での和菓子作りを体験してもらい本物の美味しさを広めました。10人に1人の職人が指導します。「私は和菓子のことをよく知らない」などのアンコ離れを実感しますが製法や食材、歴史を丁寧に伝え、沢山の子供達に知ってもらう事が出来ました。沢山の生徒さんからお手紙を頂き「桜餅1個を家族3人で食べました」など家庭に菓子の力を伝えることが出来ましたから今後も継続する事業になっております。

菓子まつりでのバイキング 震災で壊滅的な被害を受けたいちご栽培農家支援の一環として八戸市と連携して地産地消に取り組み「八戸いちご親子デコレーション作りの教室」は年6回のペースで実施しており毎回予約開始30分で定員に達します。

 毎年11月には菓子まつりを開催して菓子コンクール・バイキング・実演販売などを実施して市民から今年はいつですか?と正月から問合せが来るくらい浸透しており消費者はお菓子のイベントに多大なる期待をしていることにしっかりと答える事が必要です。菓子コンクールは作る側も見る側も目が肥えて来ますからレベルアップに繋がり市民が職人を育てます。「八戸にこんな作品を作る職人がいるんだな、おどろきです」またストレートに「私は貴方のファンです」などと投票用紙にコメントを書く方もおります。各制作者には全てのコメントを伝えておりますので励みになります。

 尚、菓子コンクールは広く募集しておりますから皆様の出品をお待ちしております。

 青森県菓子工業組合副理事長・八戸支部支部長・志村一雄