京都府菓子店

2020.06.16

武中製菓 株式会社

菓子に日本の風土をいかに閉じ込めるか

糯米の契約農家 今回は京都市下京区の「武中製菓株式会社」様へご訪問。武中俊樹氏にお話を伺いました。

 「祖父の代、1958年より、『武保あられ』を商っています。現在では卸売りが8割くらいで、あとは直売と通販でお品をお届けしています。昨今では取引先の商況も変わってきており、このままではいけない、という想いから、新しいブランド『餅武』『Take a nap Crackers』など、新しい取り組みにも挑戦しています。」と笑う。

 菓子作りのこだわりにも、想いの強さを感じます。

 「私の商う『あられ』は、普段召し上がっていただいて、ホッと落ち着くような味を求めています。皆様の日常にひとときの楽しみをご提供できる菓子屋でありたいと思って、製品づくりをしています。」

 「原材料に関しては、自身で種蒔きから収穫まで、兵庫県丹波市の契約農家さんとともに、栽培管理をしながら、『菓子に日本の風土をいかに閉じ込めるか』という大きなテーマに取り組んでいます。」

 京都府菓子工業組合青年部の部長としても活躍されている武中氏ですが、業界への貢献もしっかりとされておられます。京都の青年部は部員数もトップクラスで、活動も盛んです。

 「今年で創部20周年となりました。70名弱の部員数ですが、業界に入りたての方からベテランまで幅広い交流が出来ています。このご時勢のように、本当に困った時に情報交換ができたり、ちょっとしたことを相談できる関係性が出来ている為、ある意味でのセーフティネットになる組織だと考えています。本業と重なり大変なこともありますが、知人が多いことは絶対にプラスだと思いますね。」と言い切る武中氏。

 まだ29歳。僭越ながら、将来がとても楽しみだなと感じる訪問になりました。

 全菓連青年部近畿ブロック長・津田陽輔

店舗データ

武保あられ武中製菓株式会社 屋号「武保あられ」
〒600-8892 
京都市下京区西七条西八反田町149-2
TEL&FAX…075-313-2873
直売店………10:00~18:00
定休日………日曜・祝日